お知らせ: 富山大学2024年度 前期公開講座(2024/04/11~09/24)

URL: https://www.u-toyama.ac.jp/event/85029/

ちょっと疲れ気味ですが、こういう記事は結局回り回って自分のためにもなるだろうと書いています。

公開講座はもう始まっているものもあります。皆さんが知りたがりそうなテーマの他に、子どもの実験やプログラミングも単発であります。8月なのにもう満席もあります。わたしの仕事に近いのは知財検定でしょうか。

オープン・クラスはもう3月で募集が終わっているんですが、大学の正規の授業を受けられます。開講科目など後期の参考にしてください。


富山大学2024年度 前期公開講座&前学期オープン・クラス

開催日

公開講座

4月11日(木)~ 9月24日(火)

オープン・クラス

4月8日(月)~ 7月31日(水)

開催場所

公開講座

富山大学各キャンパス(五福、高岡、杉谷)
富山駅前CiCビル、オンライン

オープン・クラス

富山大学各キャンパス(五福、高岡、杉谷)

概要

富山大学の研究成果を広く地域の皆様に知ってもらうための「公開講座」や、正規の授業を学生とともに教室で受講する「オープン・クラス」を開催します。

申込方法

事前に「講座詳細」、「授業詳細」から“受講までの流れ”をご確認のうえ、インターネットによる申込フォームからお申し込みください。
(インターネットによるお申し込みが難しい場合は、お問い合わせください。)

開催案内 [PDF, 1MB]


公開講座(全40講座)

申込受付期間:3月1日(金)~締切は講座によって異なります(各講座初回の約2週間前)

<講座詳細>

https://www.life.u-toyama.ac.jp/koza.html

<申込フォーム>

https://forms.gle/5WbwVyhxT4WvKaa86


オープン・クラス(約480科目)

申込受付期間:3月1日(金)~3月11日(月)17:00

<授業詳細>

https://www.life.u-toyama.ac.jp/openclass.html

<申込フォーム>

https://forms.gle/vKFnYUFqdMEGfDor9

関連リンク

富山大学地域連携推進機構生涯学習部門ホームページ

問い合わせ先

富山大学地域連携推進機構生涯学習部門
(研究推進部社会貢献課)

  • TEL:076-445-6956
  • E-mail:

お知らせ: 金沢大学KEYPAT講演会「被災地で支援する人々の心のケア」(2024/05/20、講師: 松井豊先生、自然科学大講義棟レクチャーホールとのハイブリッド)

団体のURL: https://hsc.w3.kanazawa-u.ac.jp/keypat/

この間のげんさいカフェに続いて、これは保健管理センターを母体とするもののようです。救援側のストレスは聞いたことがありますが、独立の話になっているのは初めて見ました。

相変わらず4ヶ月と言われてもわたしはピンとこなかったのですが、復旧が比較的進んでいるところと、被害が激しすぎてどうにもならないところもあるんでしょうか。今回の地震は地理的に難しいでしょうし、助ける方もご苦労なさっていると推察します。

Web配信もあります。

お知らせ: 質量分析基礎講座―千葉大学 (CIRIC,CAI) ,JEOL分析機器講習会―(2024/05/24、千葉大学西千葉キャンパス)

URL: https://www.chemistry.or.jp/event/calendar/2024/03/post2404-17.html

(アーカイブ)https://archive.md/CXWZm

(画像)https://www.jeol.co.jp/products/science/gcms.html

物理を学んでからは、今まで分かりにくかった原文のあるジャンルが前より読めるようになりました。質量分析もその一つで、院生のとき横で結果を突き合わせていたのしか知らなかったので、マニュアルで(2024/05/14追記:翻訳)苦労した覚えがあります。化学でよく使うようですが、原理が物理です。

また、わりと最近になってトライアルで落ちてそのあと受かった記憶がある会社では、1回目がこの質量分析ことMSでした。前は理解するのに四苦八苦したので進歩はあったかなと思いました。

化学分析という翻訳ジャンルはあって、わたしは食い込めてないのですが、機器を触っている方が絶対有利なのでこれを書いておきました。

翻訳者目線で書きましたが、本来なら化学を学んでいる人が出るセミナーなので、翻訳者が化学を全然何も分からずに行ったら困りそうです。他に翻訳者さんが出たと聞いたことがあるアカデミックな実習系のセミナーあって、阪大だったかの医療機器でした(追記: 今回のセミナーは座学でした)。

今回の申し込みの埋まり具合は分かりません。


質量分析基礎講座―千葉大学 (CIRIC,CAI) ,JEOL分析機器講習会―

開催概要

主 催 千葉大学 (ヨウ素資源イノベーションセンター,共用機器センター) 日本電子
後 援 日本化学会
会 期 5月24日(金) 13時~16時
開催方式 対面式
会 場 千葉大学西千葉キャンパス千葉ヨウ素資源イノベーションセンター一階講義室 (千葉市稲毛区弥生町1-33) 〔交通〕JR総武線「西千葉」駅徒歩7分

質量分析法 (MS) は,様々なイオン化法・質量分離法の組み合わせで多様なアプリケーションに対応しています (定量分析,材料分析,生体分析等) 。本講座ではこれから質量分析を使い始める方や使い始めて間もない方を対象に,その概要を説明し,MSの基礎知識を取得することを目指します。学生,企業技術者の方々ぜひご参加下さい。

講 師 (日本電子) 佐藤貴弥
1.基礎講座 座学
2.質疑応答

募集内容

参加申込締切 定員 (40名) になり次第
参加費 無料
参加申込方法 Web

会期2024年5月24日(金)
行事名質量分析基礎講座―千葉大学 (CIRIC,CAI) ,JEOL分析機器講習会―
会場千葉大学西千葉キャンパス
連絡先千葉大学千葉ヨウ素資源イノベーションセンター事務室 
電話 (043) 290-2883 
E-mail: ciric-network@chiba-u.jp 
URLhttps://ciric.chiba-u.jp

お知らせ: 第150回げんさいカフェ「災害廃棄物と水道からみる能登半島地震の被害」(2024/05/22、名古屋大学減災館とのハイブリッド)

URL: https://www.gensai.nagoya-u.ac.jp/?p=26229

ずっと前にこのカフェ書いたことがありますが、今回は能登半島地震のことだから書きます。

予定的に出られるか分かりません。


災害廃棄物と水道からみる能登半島地震の被害

ゲスト:災害環境工学者 平山 修久 さん(名古屋大学減災連携研究センター准教授)
日時:2024月5月22日(水)18:00~19:30
場所:名古屋大学減災館1階減災ギャラリー・オンライン
企画・ファシリテータ: 隈本 邦彦 さん
(江戸川大学特任教授/名古屋大学減災連携研究センター客員教授)

減災連携研究センターの研究者と市民とが対話する月1回のサイエンス・カフェ。今回も会場とオンラインのハイブリッド開催です。ぜひご参加ください。

◆開催形式:現地参加 + zoomウェビナー(オンライン)
◆参加費:無料
◆申込方法:
下記URLまたは下記QRコードよりお申込みください。ご登録いただきましたメールアドレス宛に参加方法をご案内します。
◆申込URL: https://forms.gle/iUxwJ5YJDyiaV9HRA →お申込みはこちら

◆申込期限:2024年5月22日(水)正午まで

主催:名古屋大学減災連携研究センター
問い合わせ:げんさいカフェ担当
MAIL: gencafe●gensai.nagoya-u.ac.jp(●を@にお直しください)


【げんさいカフェのファシリテータについて】

げんさいカフェのファシリテータは、NHK時代に科学報道に長く関わられた、サイエンスコミュニケーションの専門家である隈本邦彦氏(江戸川大学特任教授/減災連携研究センター客員教授)にお願いしております。毎回のカフェのゲストである各分野の専門家から、市民目線で科学的知見を聞き出し、分かり易い言葉で参加者に伝える事で、従来にない防災教育・啓発の実践が可能になります。

お知らせ: “15th International Workshop on the Identification of Dark Matter 2024″(2024/06/08~12、イタリア・ラクイラ州)

URL: https://www.idm2024.eu/deadlines-and-fee/#

1個前に書いた同じMLから、昨日だったかダークマターの学会も流れてきました。イタリアのラクイラで行われます。グランサッソも近い。要旨の締め切りが延びたそう。

グランサッソは、修論に2回か3回書きました。内容はサイトがあるので任せるとして、博士課程の学生やポスドクに支援があるそうなので急いで書きました。

物理学会しか見てなかったけど、他にどういうところがあるんだろうと興味を持ち始めました。

この手の話題で誰がここ見ているか全然見当もつきませんが。長い間文化に触れようとしてきたのでうらやましい行き先ですね。イタリア人の物理学者は多いのでそっちでも興味があります。


Support for young scientists:We plan to provide support for young researchers (PhD students or young post-docs) willing to participate in the conference and to present a significant oral or poster contribution. The support will cover the conference fee and the accommodation in double rooms. 

To apply for young scientist support fill this form. (support request till May 8th, 2024)

お知らせ:学術変革領域(A)「極稀事象で探る宇宙物質の起源と進化:新たな宇宙物質観創生のフロンティア」領域研究会(2024/07/05~06、大阪大学豊中キャンパス、ハイブリッド?)

Photo by Felix Mittermeier on Pexels.com

URL: https://www.lowbg.org/ugrp/workshop/am2024/index.html

物理学会でおぼろげに知ったURLを検索したらメーリングリストがあって、そこから回ってきました。キックオフなのでまだ決まってないことがあります。最低一部参加できたらいいのにと思っています。移動だけでも久しぶりなので、どうなるやら。

とても面白そうなんですよね。

今、院の勉強は進んでいませんけど、修了したら物理の方はどうするかという問題があります(学部に戻って専攻変えると思う)。物理続ける気満々ですし、有志の勉強会が放送大にはありますし。

詳しくは事件経過とともに変わっていきますので、URLをご覧ください。


ご案内

学術変革領域(A)「極稀事象で探る宇宙物質の起源と進化:新たな宇宙物質観創生のフロンティア」では、 キックオフミーティングを兼ねた領域研究会を開催します。

学術変革領域(A)「極稀事象で探る宇宙物質の起源と進化:新たな宇宙物質観創生のフロンティア」領域研究会

  • 日時:2024年07月05日(金)12時〜2024年07月06日(土)13時ごろを予定
  • 会場:大阪大学豊中キャンパス

本領域では、
「なぜ反物質は存在せず、物質だけが生き残ったのか?」
「通常の物質の約5倍もの量の暗黒物質の正体は何か?」
「宇宙初期に存在しなかった重元素はどのようにして生成・拡散されたのか?」
といった宇宙の歴史、物質の進化に関する基礎的・根源的な謎を、「ニュートリノを伴わない二重ベータ崩壊」、「暗黒物質の直接探索」、「超新星ニュートリノ観測」などの極めて稀な事象を世界最高感度で探索することで解明することを目指します。

こうした研究方針のもと、本研究会では、 地下実験室での測定を通して宇宙物質の起源と進化を解き明かすという共通の目的を再確認するとともに、 極低放射能技術をはじめとした極めて稀な事象を測定するための測定技術を深化、発展させることにより、将来の研究の堅固な基礎を構築するための議論をすることを目的とします。 おもな議論内容は、下記のとおりです。

  •  ニュートリノを伴わない二重ベータ崩壊
  •  未知の重力源である暗黒物質の正体解明
  •  超新星ニュートリノ観測と超新星予報
  •  稀事象探索の基盤となる極低放射能技術をはじめとした分析技術とその応用
  •  稀事象研究から宇宙物質の起源と進化を体系化する理論的研究

皆さまのご参加をお待ちしております。

お知らせ: フォーラム富山「創薬」第59回研究会(2024/05/20、富山市ホテルグランテラス富山とのハイブリッド)

URL: https://www.u-toyama.ac.jp/event/87763/

(フォーラム富山、画像も。上のは5/17追加したチラシ)http://www.sugitani.u-toyama.ac.jp/sangaku/forum/index.html

地元なので富山大学チェックしています。学長が医学部なのもあるんでしょうか、元々そうなのか、医学薬学のイベントに珍しいのがあることがあります。和漢薬の研究所とか、学科とか他ではないそうですし。

薬学部のユニークな授業科目 医学部にもあります。

身近な漢方薬でも仕組みを知らなかったと、放送大学の面接授業に先生が来られて実感したことも。ハイブリッドなので遠くの人も聞けます。わたしはこういうのに少し似た分野(天然物の化学)勉強していたことがあったし、アーユルヴェーダの講演は興味があります。エビデンスが分からなかったので。

自分は参加できる地理的位置に住んでいますが、体調崩しがちなので5/16の締め切りギリギリまで考えます。対面なら適当な格好もできませんし。場所は駅前ですね。


開催日

2024年5月20日(月)14:00~18:40

開催場所

ホテルグランテラス富山(富山県富山市桜橋通り2-28)

開催方式

ハイブリッド方式(会場とオンライン同時配信による開催)
(入退室自由、途中からのご参加も可能です。)

概要

テーマ:『和漢薬から創薬へ』

コーディネーター
富山大学 学術研究部医学系 和漢診療学講座 教授 貝沼 茂三郎

講演の内容

時刻および講演者については、いずれも予定です。

特別講演(いずれも質疑応答時間を含む)
  1. 14:10~15:10 『天然薬用資源のフロンティアを拓く植物分子生物学』
    富山大学 学術研究部薬学・和漢系(和漢医薬学総合研究所)資源科学領域 教授 庄司 翼
  2. 15:10~16:10 『アーユルヴェーダ薬線「クシャーラ・スートラ」及び漢方生薬「麻黄」の国産化研究』
    金沢大学名誉教授 御影 雅幸

( 休 憩 ) 16:10~16:25

講演(いずれも質疑応答時間を含む)
  1. 16:25~16:55 『和漢薬の歴史と広貫堂の取り組み』
    株式会社広貫堂 研究開発部 研究開発グループ 米澤 裕子
  2. 16:55~17:25 『漢方・生薬製剤の持続的供給のための生薬生産』
    株式会社栃本天海堂 執行役員 東京営業所所長/漢方生薬ソムリエ協会 理事 宮嶋 雅也
  3. 17:25~17:55 『漢方製剤における生物学的同等性の評価指標成分の探索』
    クラシエ株式会社 薬品カンパニー 漢方研究所 第一研究部 吉田 翔太
  4. 17:55~18:25 『漢方治療の大いなる可能性について』
    富山大学 学術研究部医学系 和漢診療学講座 教授 貝沼 茂三郎

18:25~18:40 富山県からのお知らせ

お申込み用紙

フォーラム富山「創薬」第59回研究会 お申込み用紙 [PDF, 318KB]

問い合わせ先

問合せ先名称:フォーラム富山「創薬」 TEL:076-434-7184 FAX:076-434-4656
E-mail:
URL:http://www.sugitani.u-toyama.ac.jp/sangaku/forum/index.html

お知らせ: 大阪大学大学院理学研究科 公開講座サイエンスナイト2024(2024/05/15~12/18、大阪大学豊中キャンパスとのハイブリッド)

URL: https://www.sci.osaka-u.ac.jp/ja/science-night/

ここ何年かほぼ毎年紹介していて、まだ参加できていません。最初の宇宙分野の申込期間が終わっていますが、あとはまだ余裕があります。

できたら1600円ずつ払って申し込みたいものです。

この他に、こういう天気だったら講義は中止とか但し書きがあります。

大学院の授業を一般の人が聞ける講座は他に知りません。あるかもしれないけど。


OUTLINE

開催概要

対象
一般の方
(社会人、学生、興味をお持ちの方はどなたでも)

開催形式

以下A、Bの2通りの形式で開催しますが、受講できるのはいずれか一方のみとなります。
受講申込の際に選択してください。

A.会場:大阪大学(豊中キャンパス)
理学J棟2階 南部陽一郎ホール

★講義資料は、印刷したものを会場で配布します。

B.後日録画限定配信:会場開催の様子を録画した映像を後日配信
★ライブ配信ではありません。会場開催の翌週、ご登録いただいたメールアドレスに配信URLと講義資料(PDF)ダウンロード用URLをお送りします。

※やむを得ない事情により、開催形式を変更もしくは開催を中止する場合があります。
※お車でのご来場はお断りいたします。

時間・期間
A.会場:18:00〜19:30
B.後日録画限定配信:1週間

定員
A.会場:各回100名
B.後日録画限定配信:定員なし

受講料
全6講義すべて受講 6,600円
1講義~数講義を選択受講 1,600円(1講義当たり)

主催
大阪大学大学院理学研究科

協力
大阪大学21世紀懐徳堂


2024

6.19(水)

18:00~19:30

舩橋 靖博

化学専攻 教授

http://www.chem.sci.osaka-u.ac.jp/lab/funahashi/

金属と生命

からだのなかに、微量ながら必要な金属などの元素があります。金属は生命誕生のときから生物に利用され、生物が生きて子孫を残すために必要です。なぜ生命は金属を必要とするのか。そこでどれほどの役に立つのか。その原理は何か。本講演では、過去・現在・未来に亘って、これらに関連することをできる限りお話しします。

申込期間:4月1日(月)~6月5日(水)


7.17(水)

18:00~19:30

新見 康洋

物理学専攻 教授

https://nanoscale.jp

セロハンテープで挑む最先端の物理

黒鉛は、炭素のみで構成される蜂の巣状の2次元シートが層状に積み重なった物質で、16世紀に発見されました。これを原子1層だけにできたのは、実は21世紀に入ってからです。しかもその方法はセロハンテープを用いて黒鉛を剥ぐだけ、というとても原始的なやり方で、この研究は2010年ノーベル物理学賞の受賞対象になりました。黒鉛以外にもセロハンテープで剥げる物質はたくさんあります。この講演では、我々が最近行っている研究を簡単にご紹介するとともに、私の究極の目標についてお話します。

申込期間:4月1日(月)~7月3日(水)


10.16(水)

18:00~19:30

橋爪 章仁

高分子科学専攻 教授

https://www.chem.sci.osaka-u.ac.jp/lab/hashidzume/index.html

生命の起源に迫る?ホルムアルデヒドからの糖合成

糖は核酸の原料の一つで、生命にとって必要不可欠な化合物です。生命が発生する前には、糖(一般の分子式 (CH2O)n )は、複数のホルムアルデヒド分子 (CH2O) が結合することによって形成したと考えられていますが、その詳細は未解明です。最近、私たちはマイクロ波を用いてホルムアルデヒドから高速に特定の糖を合成できることを報告しました。本講演では、生命の起源の解明やカーボンニュートラルへの貢献が期待される、ホルムアルデヒドからの糖の合成に関する最近の研究を紹介します。

申込期間:4月1日(月)~10月2日(水)


11.20(水)

18:00~19:30

昆 隆英

生物科学専攻 教授

https://www.bio.sci.osaka-u.ac.jp/bio_web/lab_page/kon

輸送とロジスティクスの生物学

私たちの体を構成する数十兆個の細胞の内部では、必要な物質を必要な場所に必要なタイミングで運ぶ宅配便が働いています。その役割は欠くことのできないもので、輸送システムに少しでも異常が生じると様々な病気につながると考えられています。私たちは、この重要な細胞内宅配便の働く仕組みを分子・原子レベルで解明したいと考え、日々研究をおこなっています。本講義ではその一端を、生化学・構造生物学・生物物理学・細胞生物学といった基礎生物学の観点から紹介します。

申込期間:4月1日(月)~11月6日(水)


12.18(水)

18:00~19:30

戍亥 隆恭

数学専攻 准教授

http://www.math.sci.osaka-u.ac.jp/staff/inui.html

非線形な微分方程式

微分方程式とは未知関数の微分を含む式のことです。物理現象を記述するモデルとして多くの微分方程式が考え出されました。それらのモデルでは非線形な方程式も多く使われています。線形とは線のように比例するという意味で、非線形とはそうでないもののことを言います。非線形な微分方程式は数学的にも面白い魅力を持っています。この講演ではその面白さの一端を、最近の研究を紹介しつつお伝えできればと思っています。

申込期間:4月1日(月)~12月4日(水)


申込期間終了

2024

5.15(水)

18:00~19:30

近藤 忠

宇宙地球科学専攻 教授

http://anvil.ess.sci.osaka-u.ac.jp/

実験室で創る地球惑星

地球や惑星・衛星の形成過程にはまだよく分かっていないことがたくさんあります。小天体が衝突する成長過程では、物質の破壊や変成が繰り返され、惑星規模に成長した天体内部では、層形成や金属核の分離などの大規模な分化が発生します。それぞれが大変興味ある現象ですが、実際に見ることができません。そこで我々は実験室に各現象に相当する極端条件を生成し、その環境下における物質の挙動を調べています。本講義では最新の研究結果から見えてきた地球観を紹介します。

申込期間:4月1日(月)~5月1日(水)

お申し込み受付は終了しました。

お知らせ: フォーラム富山「創薬」第59回研究会(2024/05/20、ホテルグランテラス富山とのハイブリッド)

URL: https://www.u-toyama.ac.jp/event/87763/

http://www.sugitani.u-toyama.ac.jp/sangaku/forum/index.html

植物園では先日生薬が芽吹いていました。庭でも常緑でない多年草のハーブが生えてきています。

今回のはいかにも富山という感じのフォーラムで、毎年書きそびれてきたものだったかもしれません。

生薬はとても不思議なので興味はあります。アーユルヴェーダはあまりアカデミアで扱わないような印象があって、正体がよく分かりませんでした。

行けそうなら現地、難しかったらオンラインで参加したいです。


フォーラム富山「創薬」第59回研究会

開催日

2024年5月20日(月)14:00~18:40

開催場所

ホテルグランテラス富山(富山県富山市桜橋通り2-28)

開催方式

ハイブリッド方式(会場とオンライン同時配信による開催)
(入退室自由、途中からのご参加も可能です。)

概要

テーマ:『和漢薬から創薬へ』

コーディネーター
富山大学 学術研究部医学系 和漢診療学講座 教授 貝沼 茂三郎

講演の内容

時刻および講演者については、いずれも予定です。

特別講演(いずれも質疑応答時間を含む)
  1. 14:10~15:10 『天然薬用資源のフロンティアを拓く植物分子生物学』
    富山大学 学術研究部薬学・和漢系(和漢医薬学総合研究所)資源科学領域 教授 庄司 翼
  2. 15:10~16:10 『アーユルヴェーダ薬線「クシャーラ・スートラ」及び漢方生薬「麻黄」の国産化研究』
    金沢大学名誉教授 御影 雅幸

( 休 憩 ) 16:10~16:25

講演(いずれも質疑応答時間を含む)
  1. 16:25~16:55 『和漢薬の歴史と広貫堂の取り組み』
    株式会社広貫堂 研究開発部 研究開発グループ 米澤 裕子
  2. 16:55~17:25 『漢方・生薬製剤の持続的供給のための生薬生産』
    株式会社栃本天海堂 執行役員 東京営業所所長/漢方生薬ソムリエ協会 理事 宮嶋 雅也
  3. 17:25~17:55 『漢方製剤における生物学的同等性の評価指標成分の探索』
    クラシエ株式会社 薬品カンパニー 漢方研究所 第一研究部 吉田 翔太
  4. 17:55~18:25 『漢方治療の大いなる可能性について』
    富山大学 学術研究部医学系 和漢診療学講座 教授 貝沼 茂三郎

18:25~18:40 富山県からのお知らせ

お申込み用紙

フォーラム富山「創薬」第59回研究会 お申込み用紙 [PDF, 318KB]

問い合わせ先

問合せ先名称:フォーラム富山「創薬」 TEL:076-434-7184 FAX:076-434-4656
E-mail:
URL:http://www.sugitani.u-toyama.ac.jp/sangaku/forum/index.html