URL: https://www.sci.osaka-u.ac.jp/ja/science-night/
ここ何年かほぼ毎年紹介していて、まだ参加できていません。最初の宇宙分野の申込期間が終わっていますが、あとはまだ余裕があります。
できたら1600円ずつ払って申し込みたいものです。
この他に、こういう天気だったら講義は中止とか但し書きがあります。
大学院の授業を一般の人が聞ける講座は他に知りません。あるかもしれないけど。
OUTLINE
開催概要
対象
一般の方
(社会人、学生、興味をお持ちの方はどなたでも)
開催形式
以下A、Bの2通りの形式で開催しますが、受講できるのはいずれか一方のみとなります。
受講申込の際に選択してください。
A.会場:大阪大学(豊中キャンパス)
理学J棟2階 南部陽一郎ホール
★講義資料は、印刷したものを会場で配布します。
B.後日録画限定配信:会場開催の様子を録画した映像を後日配信
★ライブ配信ではありません。会場開催の翌週、ご登録いただいたメールアドレスに配信URLと講義資料(PDF)ダウンロード用URLをお送りします。
※やむを得ない事情により、開催形式を変更もしくは開催を中止する場合があります。
※お車でのご来場はお断りいたします。
時間・期間
A.会場:18:00〜19:30
B.後日録画限定配信:1週間
定員
A.会場:各回100名
B.後日録画限定配信:定員なし
受講料
全6講義すべて受講 6,600円
1講義~数講義を選択受講 1,600円(1講義当たり)
主催
大阪大学大学院理学研究科
協力
大阪大学21世紀懐徳堂
2024
6.19(水)
18:00~19:30
舩橋 靖博
化学専攻 教授
http://www.chem.sci.osaka-u.ac.jp/lab/funahashi/
金属と生命
からだのなかに、微量ながら必要な金属などの元素があります。金属は生命誕生のときから生物に利用され、生物が生きて子孫を残すために必要です。なぜ生命は金属を必要とするのか。そこでどれほどの役に立つのか。その原理は何か。本講演では、過去・現在・未来に亘って、これらに関連することをできる限りお話しします。
申込期間:4月1日(月)~6月5日(水)
7.17(水)
18:00~19:30
新見 康洋
物理学専攻 教授
https://nanoscale.jp
セロハンテープで挑む最先端の物理
黒鉛は、炭素のみで構成される蜂の巣状の2次元シートが層状に積み重なった物質で、16世紀に発見されました。これを原子1層だけにできたのは、実は21世紀に入ってからです。しかもその方法はセロハンテープを用いて黒鉛を剥ぐだけ、というとても原始的なやり方で、この研究は2010年ノーベル物理学賞の受賞対象になりました。黒鉛以外にもセロハンテープで剥げる物質はたくさんあります。この講演では、我々が最近行っている研究を簡単にご紹介するとともに、私の究極の目標についてお話します。
申込期間:4月1日(月)~7月3日(水)
10.16(水)
18:00~19:30
橋爪 章仁
高分子科学専攻 教授
https://www.chem.sci.osaka-u.ac.jp/lab/hashidzume/index.html
生命の起源に迫る?ホルムアルデヒドからの糖合成
糖は核酸の原料の一つで、生命にとって必要不可欠な化合物です。生命が発生する前には、糖(一般の分子式 (CH2O)n )は、複数のホルムアルデヒド分子 (CH2O) が結合することによって形成したと考えられていますが、その詳細は未解明です。最近、私たちはマイクロ波を用いてホルムアルデヒドから高速に特定の糖を合成できることを報告しました。本講演では、生命の起源の解明やカーボンニュートラルへの貢献が期待される、ホルムアルデヒドからの糖の合成に関する最近の研究を紹介します。
申込期間:4月1日(月)~10月2日(水)
11.20(水)
18:00~19:30
昆 隆英
生物科学専攻 教授
https://www.bio.sci.osaka-u.ac.jp/bio_web/lab_page/kon
輸送とロジスティクスの生物学
私たちの体を構成する数十兆個の細胞の内部では、必要な物質を必要な場所に必要なタイミングで運ぶ宅配便が働いています。その役割は欠くことのできないもので、輸送システムに少しでも異常が生じると様々な病気につながると考えられています。私たちは、この重要な細胞内宅配便の働く仕組みを分子・原子レベルで解明したいと考え、日々研究をおこなっています。本講義ではその一端を、生化学・構造生物学・生物物理学・細胞生物学といった基礎生物学の観点から紹介します。
申込期間:4月1日(月)~11月6日(水)
12.18(水)
18:00~19:30
戍亥 隆恭
数学専攻 准教授
http://www.math.sci.osaka-u.ac.jp/staff/inui.html
非線形な微分方程式
微分方程式とは未知関数の微分を含む式のことです。物理現象を記述するモデルとして多くの微分方程式が考え出されました。それらのモデルでは非線形な方程式も多く使われています。線形とは線のように比例するという意味で、非線形とはそうでないもののことを言います。非線形な微分方程式は数学的にも面白い魅力を持っています。この講演ではその面白さの一端を、最近の研究を紹介しつつお伝えできればと思っています。
申込期間:4月1日(月)~12月4日(水)
申込期間終了
2024
5.15(水)
18:00~19:30
近藤 忠
宇宙地球科学専攻 教授
http://anvil.ess.sci.osaka-u.ac.jp/
実験室で創る地球惑星
地球や惑星・衛星の形成過程にはまだよく分かっていないことがたくさんあります。小天体が衝突する成長過程では、物質の破壊や変成が繰り返され、惑星規模に成長した天体内部では、層形成や金属核の分離などの大規模な分化が発生します。それぞれが大変興味ある現象ですが、実際に見ることができません。そこで我々は実験室に各現象に相当する極端条件を生成し、その環境下における物質の挙動を調べています。本講義では最新の研究結果から見えてきた地球観を紹介します。
申込期間:4月1日(月)~5月1日(水)
お申し込み受付は終了しました。
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