富山市・高志の国文学館 文学講座「天からの手紙」を読み解く (1)(富山大学 総合情報基盤センター 遠山 和大先生、2019/05/18)

“Snowflake 1, 2006” by CaptPiper is licensed under CC BY-NC 2.0

早く書きたかったのですが、例によって遅れました。その日は問い合わせがあって(元号展示はまだあるかという話だったと思う)文学館に電話をかけており、なんか講演があるぞ?と聞いたら中谷宇吉郎先生のお話で、急いで行きますとその場で申しこみました。行ってみたらかなり満員で、後ろしか席がありませんでした。

http://evaweb.u-toyama.ac.jp/html/100000971_ja.html
講師の先生のデータ。読める人はお分かりでしょうが、雪氷学などに混じってなぜか念仏や葬送の学会に入っています。所属も総合情報基盤センターという情報系で、もともと地学分野の先生ですが「プログラムも組めないんですけど生き残るため」とおっしゃっていました。

わたしの現役時代に、理工農学系のかなりいろんな分野を受けようか検討したのですが、その頃雪の研究をする学科(学部だと思っていたかも)が富山大にあることは知っていました。質問タイムにその辺をお聞きしたのですが、「私の卒業した地球科学科は消滅しました」とおっしゃり、聴衆が受けたので「そこ笑うところではない!」と思ったものです。

とにかく面白い先生で、先ほどの雪氷学、地球科学などと仏教の取り合わせとか、脱線が可笑しいとか、そもそも文学館なんだけどなぜか水分子のOとHの角度が出てきたりシュールでした。もちろんきちんと中谷先生の著作の話もありました。

中谷先生の「雪の科学館」(故郷の石川県加賀市)、行きたいと思いながらなかなかアクセスが悪くて行けないんですが、うちに未読の古本ハードカバーとかあるんですよね。「ブラタモリ」に学芸員さんが出て地名度が上がったらしい立山山麓の立山カルデラ砂防博物館では、真冬にスノーシューで歩いたり雪の結晶を作ったりするイベントあるんですが、次回で出す中谷ダイヤグラムをもらったことありました。いまそのカード行方不明……。

今やってる展示絡みの宮澤賢治も惹かれたんですが、その日は別の場所に出かけました。

まず自己紹介があって、「もともとの専攻は雪氷学です。山岳地帯の雪を化学分析し、環境汚染を調べています。富山に20年くらい住んでいます(した)。3年前ほど、岡山に6年半ほど住んでいました」

とのことで、岡山は天気がよく、雨も降らないため雪氷学は干されてしまいます。論文が出せません、みたいな話をされました(何かの嫌がらせ?)

dav
dav

こういうのが出てきて虚を突かれましたが、そこまでのことをしないと生き残れないのかとも思いました。先生がお経の話も火葬の話もとても楽しそうに話されるのが救いでした。それに火葬の話は特に誰でも関係があるし、この手の話今ちょっとブームですよね。お経は「意味ではなくてメロディの研究」とのことでした。

http://www.life.u-toyama.ac.jp/koza/
前期の公開講座は日程もう出てるので後期だと思います。火葬のお話されるそうでタイトル「世界の火葬から」にしたかったけど不謹慎ですかね?と。その案はぽしゃったらしいです。

万葉集の「立山」「雪」が入っている歌もリストにしてハンドアウトを渡されました。「雪」は機械的抽出ですが156首と結構沢山あります。
古典だいぶ忘れてるので、辞典引かずにまあ意味が分かるのを書いておきます。
何と、万葉人は雪が六角形であることを知っていて、でも歌にはしていないそうです。

我が背子とふたり見ませばいくばくかこの降る雪の嬉しくあらまし
雪見ればいまだ冬なりしかすがに春霞立ち梅は散りつつ
明日よりは春菜摘まむと標めし野に昨日も今日も雪は降りつつ

その日の内容

1.水(H2O)という物質の構造
2.雪の結晶はなぜ六角か?
3.北アルプスの「天からの手紙」

1.は水の分子の構造の説明、熱を与えると激しく動くようになる、固体・液体・気体(この順でエネルギーが大きくなり分子が自由になる)、水素結合と説明されました。固体の水の結晶(氷)は本来六角形をしているのに、液体の氷が凍るとき六角形の形は見えませんよね?と。

実はいろんなところで結晶ができ、押し合いへし合いして1つの氷のかたまりになるので、六角形の形を保てません。

では、なぜ雪の結晶は六角形?

ここで飲み屋さんの氷の質の話に脱線しました。商売柄の目の付け所って面白いですね。

また雪の結晶絡みで紹介されたのが”Snow Crystal Photo Gallery”. 調べたら大元はSnowcrystal.comだそうです。

~次回に続く~

広告

新潟・山形を中心とする地震、うちにも来ました(無事です)。

既出かもしれませんが、名前が分からないバラ。

ブログに書くこと他にもあったのに、何だかそれどころではありません。

地震が来たときは(あとで震度2と分かる)PCで放送大の講義を見ようとしたら接続がうまくいかなくていろいろやってたところでした。そこに「ゆら~り」という感じで嫌な揺れ方をしたので、嫌な予感がしました。速報は鳴らず、震度をPCでググろうとしたけど無理だったので、再起動かけて隣の部屋にタブレットを見に行きました。Twitterと検索で状況が分かりました。

Twitterでは見える範囲の人に向かって「無事です」と書いたんですが、今回の地震が「北陸で起きた」とも言われていること、富山はまたもや立山のため難を逃れたのかもしれず問題はなく、何だか紛らわしいことになっているためブログを書いておきます。

北陸三県(富山、石川、福井)は地元からは北陸と思われていることが多く、わたしの実感では新潟は甲信越に近い気がします。ただし「北陸四県」という言い方もあるし新潟県民がどう思っているか知りません。今回石川県能登地方が津波で危ないと言われた他は新潟以北を主とする地震のようなので、北陸というと混乱しそうな気がします。天候が悪いときに東京の天気予報やニュースがどこをさして「北陸」と呼んでいるのかよく分からなくなります。

Twitterで多少情報発信をして、東日本大震災の時のことを思い出してしまいました。今も「あの日 わたしは」という短い番組をわたしはよく見ています。悲しい内容も多いです。

新潟は駅を降りて滞在したのは新潟と長岡と苗場くらいですが、降りたことはなくても何度も新幹線や在来線で通ったり乗り換えたりした駅、行ったことはなくても旅番組などで興味を持った街がいくつもあります。東北地方の様子も気になります。能登、会津には友人がいるし、Twitterでの知人となるともっと多くなります。一度行ってみたかった加茂水族館がある山形県鶴岡市も確か避難者が出ているとか。あまり長引かないといいのですが。

富山自体は地震のとても少ない県ですが、能登半島地震、新潟県中越地震が来て確か震度4、偶然大阪に行って遭ってしまった阪神大震災も同じ震度で怖い思いをしました。東日本大震災は遠くから見ているだけでしたがとても胸が痛い災害で、Twitterの@NHK_PRさんというアカウントの英断で放送がネット中継され、海が燃えているのを見ている人々がわたしを含めどよめいていました。

そういう記憶があるので、近年もいろいろと災害だらけで、富山でも去年の大雨で道が通行できなくなり天文台が復旧してないとかあるんですけど、今回の地震でそういうのはなるたけ少なく済んでほしいと思うのでした。

【翻訳リハビリ2】おもてなしの基礎英語」今年は脱落、代わりにラジオ「世界へ発信!ニュースで英語術」へ。

Credit: Adobe Stock

(2019/06/14 23:43追記:題名に見出しをつけました)

仕事復帰に向けて英語を継続的にもっときちんとやるかと思い始めたところです。

去年の夏から「おもてなしの基礎英語」(週4)「ボキャブライダー」(週1)「リトル・チャロ」(週1・短縮バージョン)をTVで見ていました。おもてなしの基礎英語こと「モテ基礎」は、今年の春までのスキットのストーリーやゲスト陣のかけ合い(三田寛子と向井慧)が本当に面白くて、知らない言い回しもあったので勉強になっていました。

5月頭くらいに新シリーズは見限ってしまいました。スキットの出来がつまらないのと、生徒役が中川翔子だけになってしまって、ワイワイという感じがなくなったので。ハリーも心なしか悪ノリが少なくなったような。

あとの2つは見てます。ボキャブライダーは半分くらいしか言えませんかね。リトル・チャロは1シーズン目が終わったらやめるかも。

他には、去年前半から秋口くらいまでラジオ「入門ビジネス英語」を終わらせ、その後再放送が始まったので「実践ビジネス英語」に移り何とか片付けています。体調が思うようにならなかったので、やっと去年前半の終わりが見えてきました。

内容が勉強になるのは「実践」の方ですけど、なんだかスノッブな感じがして(杉田先生がビジネス英語始めたときのリスナーではありますが)、「入門」のスタンスの方が好きです。

そして、ラジオ5分番組の「世界へ発信!ニュースで英語術」をずっと録音していたのがやっと日の目を見ました。しばらく試した結果、他にもやることあるので番組聞いた後スクリプトを探し(番組HPに結構昔のからある)声出して読んでみたりしています。これで15分くらい。教材としてはなかなか音声が速い方かと思います。

ビジネス英語でも疲れているとかあんまり夜中だったりするとシャドーイングの口がうまく回らないことがあって、慣れたいものです。

色々やっているように聞こえるかもしれませんが、1日にせいぜい30分ですね。

Skypeレッスンをよく使うわたしですが、英語については好きな学校が隣の市にあり、気分転換がてらに話してきてます。ただ他にも外国語をやっているので3言語分のレッスン料を払える状態になくて、やっと今月はぜんぶ受けられそうです。

告知:県民公園頼成(らんじょう)の森で花しょうぶ祭り(2019/06/14~06/23、富山県砺波市郊外)

植物園で見つけたチラシです。すごくだだっ広い公園で、もしかしたら遠足で行ったことがあるかも。科学博物館の観察会などにも使われていたと思います。

URL:https://www.bgtym.org/ranjyounomori/

(ブログ内チラシのファイル置き場)


これはフラワーパークとは違うかもしれませんが、写真好きの中にはフラワーパークに行って撮ってくる人もいます。もちろん、花を見に行く人もたくさん。NHKBSの「Cool Japan」を家族と見ていたら、フラワーパークはこういう形では外国にないらしく、外国人観光客に受けているそうです。春に新潟にあるんだ……と見てましたが行くのは無理でした。

富山は車大国で、基本的にここも(辺鄙だし)平日に公共機関で行くのはまず無理です。HPにも何のバスか書いてないところでお察しというか。探したところ、1日に1往復しかないコミュニティバスしかない模様。電車はJR城端線ですが、1時間に1本のはずです。

仕方ないので土日狙ってシャトルバス使おうと思います。もし行けるなら。
上のリンクに開花状況があります。最近気温下がってるしもう少しという感じですね。あやめは今年うまく録れ撮れなかったのでリベンジはしたいのですが。


今年も開催!富山県中央植物園でウチョウラン展(2019/06/15、16)

ウチョウランは小さめのランの仲間で、今の時期園芸種がスーパーの花屋さんに出回ることがあります。わたしが持っていたことがあるのは「あわちどり」「夢ちどり」です。

去年植物園で展示が初めてあったのですが、今年もあるとのこと。今までは保存会の方が行っていたのかな。いつもだったら何か花を売るので買えるのではないでしょうか。

春から初夏には花の行事が多くて、なんか撮りに行こうと思うと一仕事です。次はしょうぶ祭りをアップします。

あまりうまくない写真ですけど、うちにあったのはこんな感じでした(あわちどり・夢ちどり)。手のひらサイズです。

ウチョウラン展

企画展・特別開園

開催期間 6月15日(土)~16日(日)
開催時間 9:00~17:00(入園は16:30まで)
会場 サンライトホール
主催 富山県ウチョウラン保存会・富山県中央植物園

富山県ウチョウラン保存会との共催でウチョウランの展示します。


アルビノフェレットりり、順調に治療中。

5/12。この廊下を走るのがいたちも猫も好き。呼んだらつぶらな目で見上げた。

以前のわたしは自分をわーっとさらけ出すような書き方していたのですけど、ここに移転した辺りから考え直しています。

今日は前ここ(4/19付け)に書いた、初期インスリノーマにかかってこの先死ぬまで病気とつきあっていくしかない大事なペットのその後です。GWの間に5才になりました。フェレットの寿命はもともと長くないですし、あと2年生きてくれれば万々歳です。

5/1に令和のお休みで獣医さんが半ドンの日が3日間続いてるときに、改めてお医者に行ってきました。おしっこ出なかったので無理に尿検査はせず、ステロイドの丸薬を甘い水(ブドウ糖?)に溶かしたお薬と細いシリンジ(注射器)をもらいました。

学生時代に実験で小さなシリンジも結構使いましたので、いま小動物を飼っていて薬飲ませたり半ば無理に流動食を食べさせたりも、普通の人よりはできるかも。何が役に立つか分かりませんね。

人間用にも使うシリンジです。

そして首の皮でもってぶら下げて、薬を毎日夜に飲ませていました(1日0.5ml)。甘いせいか美味しいらしく、スムーズに飲んでくれます。

先月末に2回目にお薬もらいに行ってきました。尿検査は、 (たぶん亡き猫が使った) 水薬の容器が余っていたため、それで取って持っていきました。メスは大小を一緒にすることがあるので大を吸い込まないようにしないと。必要なら獣医さんに行くまで冷蔵。今後は、100均にあるお弁当用の醤油差し(プラ)がいいと獣医さんに言われたのでそれ使うことにします。

前に血尿が出たんですけど検査の結果はOKでした。

もっと嬉しかったことは、一旦落ちた体重を時々測っていたのですがどんどん戻っていっているのです。今は840とか850くらいのはずで、体重減った、病気では?と慌てたときから100g戻しています。カリカリご飯やレンチンした鶏肉(おやつ)もよく食べています。

フェレットは診られるお医者さんが少ないため、動物病院では経験が一番ある獣医さんが最低でも1人、多くて2人で診て頂いています。先日の診察で、おひとりが首っ玉持ってぶらんとぶら下げると、結構体よじって抵抗するようになりました。元気になったと先生も嬉しそうでした。うちでも暑い日にあちこち引き戸とか開いていると、一度たーっと走っていってうちの外に出てしまうところでした。故ミントのような抜け目のなさです。

病は決してよくはならず悪くなるのを遅らせるだけだけど、前回わたしは余命幾ばくもないフェレットのQOLということをよく考えたので、今の子もなるたけ好きにさせてあげてます。いたちは飼い主によくなつきますし、具合が悪いと甘えるし最期までそばにいて欲しいらしいですが、そうなる前に自分が後悔しないよう、よく体調に気を配っていい子だいい子だと言っておくつもりです。

フィラリアの薬もいくらかもらって帰ってきました。この投与は、フェレットなら抵抗できない美味しいペーストに混ぜて食べさせるので楽ちんです。

高志(こし)の国文学館「令和」展示(当分やってるよう、富山市)(リンク追加)。

エントリを改めますが、この日(5/18)は「『天からの手紙』を読み解く」と題して富山大学 総合情報基盤センター 遠山和大先生による、中谷宇吉郎や雪のお話+αがありました。面白い脱線が多くとても楽しかったです。7/13まであとお題が2つあります。

この文学館は万葉集研究者の中西進館長がおられることもあってか、家持生誕1300年の展示は第3弾まであったそうです(終了した第3弾のお知らせ:2019/06/13追加)。展示はうっかり見逃してしまいましたが、講演の後元号コーナーがあるというので行ってみたら、年代物の写本(漢文)や、館長の万葉集全訳の文庫本やいろいろありました。写本はもちろん墨で書かれているので、こんなにきれいな字を間違えずに書くのは大変だなーと。

原稿の元になった箇所は、書き下し文と現代語訳で小さなパネルがありました。

大学時代一時的に書道部にいまして、泊まり込みで大きな作品を書いたりしました。今回の「梅花の宴」の元となった王羲之は有名な人なので知っていました。部員はお気に入りの書家を書写(臨書)してて、王羲之の人もいました。この人は書家だけではなかったのですね。

あと、元号発表ごっこもできるようになっていましたけど、ひとりで来てるんでさすがにやりませんでした。

大伴家持像。富山に国司として5年いたが、県外にあまり知られていないらしい。

現在の企画展、宮澤賢治は『雨ニモマケズ』原本が見られるうちに行ってきました。今は詩が書かれた手帳のレプリカを展示しているそうです。絵本や関連本などいろいろ売っていて、ミュージアムグッズも花巻までちょっとすぐには行けないので、また日を改めます。