お知らせ:『イーロン・マスク』超高速翻訳の舞台裏(翻訳フォーラム・おうちでレクチャー②)(2024/04/20、講師井口耕二さん、オンライン)

URL: https://elon2024.peatix.com/

このウェビナー紹介するのが遅れました。あのイーロンの伝記、前のウェビナーでどういう風なスケジューリングだったか確か少し聞いた覚えがあります。こういうの翻訳者は「缶詰」っていうんですが、長納期をこなす実務翻訳者さんにも、話聞くだけでほーとなるかと思います。

わたしは書籍ならノンフィクション寄りを訳していきたいです。志望者の方も、本を訳す作業の実際(とてもハードな例ですが)が分かるのでは。

申し込み締め切りは4月17日23:00です。詳しい注意事項はリンクにあります。最初のところだけ引用します。


2023年9月に発売され、たちまちベストセラーとなった『イーロン・マスク(上・下)』(ウォルター・アイザックソン著・文藝春秋)の翻訳者、井口耕二が舞台裏を語ります。

・世界同時発売のため、超短納期
・原文未確定のうちから訳し始めるため、差し替え多数
・守秘義務のしばりが厳しいため、元原稿の活用が困難
などなど、通常の翻訳とはかなり違った作業環境をどのような工夫で乗り切ったかを、詳しくお話します。皆さんの翻訳作業に活かせるヒントも多々あるはず!
また、本文の中から一部を取り上げ、「訳語のアイディア」について文脈を加えて解説するコーナーも設けます。訳出作業の真っ最中だった昨年の「シンポジウム2023」の発表では、守秘義務のため詳しい話ができませんでしたが、今回は赤裸々にお話します。

ご参加の皆様には、開催日が近づきましたら井口耕二への質問フォームをお送りします。いただいた質問は、講演本編の中で取り上げたり、Q&Aコーナーでお答えしたりいたしますので、どしどしお寄せください (時間の都合ですべての質問にお答えできない場合もあります。あしからずご了承ください)。

今回のウェビナーは、以下の皆さんに特にオススメです。
・出版翻訳者と出版翻訳志望者
・出版に興味がある実務翻訳者・映像翻訳者
・翻訳書の編集者

2024/5/6 23:59(JST)までの約2週間、アーカイブ配信をいたします。当日ご都合のつかない方、繰り返し見たい方はぜひご利用ください。とはいえ、せっかくですので、リアルタイムで参加して、Xで実況ポスト(#イーロン2024)などもしていただければ嬉しいです。みなさまのご参加をお待ちしております。

●登壇者 井口耕二(Buckeye)

翻訳歴30年。論文など硬い文書からマーケティング資料など柔らかい文書までの英日・日英をカバーする。最近は書籍が中心で、訳書に『イーロン・マスク』(文藝春秋)、『スティーブ・ジョブズ』(講談社)、『リーン・スタートアップ』(日経BP)、『PIXAR 』(文響社)などがある。翻訳フォーラム共同主宰。

●企画制作・進行 深井裕美子(miko/Nest)
翻訳者・通訳者・講師。得意分野はエンタメ・メディア・PR(日英・英日)。講座では主に英文読解と句読法を指導している。使用言語は日英仏。最近は日本手話も勉強しており、書記/音声言語と手話間の翻訳にも興味がある。翻訳フォーラムではイベントの企画運営とYouTube(日本語字幕付)を担当。訳書多数、共著に『翻訳のレッスン』。国立障害者リハビリテーションセンター学院手話通訳学科非常勤講師。

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