読書習慣戻ってきた。

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本を買ってもなかなか読めない時期が続きました。読んでも逃避用ばかり(レシピとか)。今現在は風邪でかなりダメダメですけど、ここ1ヶ月くらい何もなくてもたとえ短時間でも読むようになりました。持病が少しは上向いたんだと思います。

本棚問題があって、買ったとしても本棚をどこに入れれば……に悩んでます。

『エジプト十字架の秘密』エラリー・クイーン 訳 越前敏弥・佐藤桂

去年一昨年、翻訳課題や読書会で何冊も読みました。1冊が厚くこの本で550pくらいです。ネタバレありの課題で、ネタバレ訳すにはそこまで読んでいなければならず1回その部分の提出諦めて、だいぶ経ってから読んでいます。元々ホームズ好きですが、他の本格も好きになれました。

『鏡花短編集』泉鏡花 川村次郎編

1回読んでも難解で分からない作家で、「竜潭譚」に先日再トライ。「薬草取」も好きです。他にはブログに感想書いてるけど「外科室」も。

『中島敦全集1』

「文字禍」を読み直したところで、もう1回読むかも。「斗南先生」途中。

『源氏物語』与謝野晶子訳 一 (全巻購入)

晶子訳はあまり初心者にはおすすめできないそうですけど、Kindleのサンプルで「雨夜の品定め」まで読んでよさげだったので。若いときに円地文子訳で源氏の最盛期くらいまで読みましたが、物語のメッセージは読み取れてなかったと思います。あといつも言っているのは、マンガの『あさきゆめみし』が導入によいです。教えていたとき女子高生には読んでもらいました。

他にも『紫式部日記』のマンガなど読んだのは、別にエントリ立てようかな。

こういう本も広くいうと仕事の役に立つ(表現力とか語彙)のですが、人文系ばかりなのがよくないなと。理数系のたまっている本も何とかしたいです。あと、まだ少しあっぷあっぷするところがあり、趣味で読む洋書には手が回らないようです。

お知らせ:代官山文学ナイト:「東京創元社の翻訳ミステリを語る! 越前敏弥×服部京子トークイベント」 東京創元社創立70周年記念(2024/04/12)。

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URL: https://store.tsite.jp/daikanyama/event/humanities/39270-1329540308.html

越前先生note:https://note.com/t_echizen/n/n2fb0082adffa

今、以前課題になったクイーンのネタバレ部分まで読んでない本を読んでいて、本格も好きになれて良かったと思っています(元々はホームズから入っていますが)。クイーンは創元ではなくKADOKAWAの方ですけど。

越前先生確か、デビューの頃の話もするとおっしゃっていたはずで、申し込もうと思ったらかなりお得でした。それでもう申し込んだんですが。ミステリ専門出版社のイベントはあまり参加したことがなく、楽しみです。

翻訳ミステリー大賞、読者賞が終わりました。大賞を年賀状くらいのつながりですが知り合いが取ったのでおめでたく、それも含めて追っかけられていなくて。体調がアップダウンしながら本は読めるようになってきたので(毎日読めるのは2年ぶりくらい?)、ぼちぼち読みたいです。

以下、URLの詳細です。


老舗出版社として知られ、国内外のミステリやSF、ノンフィクションの良書を刊行し続けている東京創元社さんが2024年、創立70周年を迎えます。
これを記念し、ミステリを中心にさまざまな書籍を翻訳されている越前敏弥さんと服部京子さんによるトークイベントを開催いたします。
お二人には初めてのフィクションの翻訳書を刊行したのが東京創元社さんからという共通点があります。越前さんが翻訳されたジェレミー・ドロンフィールド『飛蝗の農場』は「このミステリーがすごい!」海外編第1位に、服部さんが翻訳されたホリー・ジャクソン『自由研究には向かない殺人』は「ミステリが読みたい!」海外篇第1位に輝きました。
トークイベントでは、この2作を中心とした東京創元社さんでの数々の訳書について、「私の好きな東京創元社の作品」、さらに翻訳のお仕事全般についてもたっぷりお話していただきます。

チケットは2種類ございます。
① オフライン(ご来店にて生トーク参加)は限定60名で1,500円税込み。
こちらでお申し込みの方は、イベント開催日の4月12日(金)19時までに、代官山 蔦屋書店3号館2階シェアラウンジにお越しください。開場は18時45分を予定しております。トーク終了後にサイン会がございます。会場の越前さん、服部さんコーナーからなにかご購入いただければ、そちらにサインをいたします。

サイン本対象書籍:
越前敏弥さん:『飛蝗の農場』『ロンドン・アイの謎』『真っ白な嘘』『不吉なことは何も』
服部京子さん:『自由研究には向かない殺人』『優等生は探偵に向かない』『卒業生には向かない真実』『受験生は謎解きに向かない』

② オンライン視聴の方は人数無制限で1,500円税込みです。

★越前敏弥さん、服部京子さんに質問をご希望の方は、イベントチケット予約・販売サービス「Event Manager」からお申し込みの際画面にご記入ください。なお、お時間の都合によりすべてのご質問にお答えできない場合がございます。ご了承ください。

オンライン参加の方は、Zoom配信テストを15分前から開始いたします。接続方法などの不安のある方はお早めにアクセスください

このイベントはオフライン(代官山 蔦屋書店内)とオンライン同時開催イベントです。
お申し込み時に、来店参加orオンライン参加のいずれかをお選び頂き、ご参加下さい。

【参加条件】
イベントチケット予約・販売サービス「Event Manager」にて、いずれかの対象商品をご購入いただいたお客様がご参加いただけます。

【対象商品】
■来店参加…60名様
・トーク参加[来店参加] 券(1,500円/税込)

■オンライン視聴参加…無制限
・イベント [オンライン参加] 券(1,500円/税込)

※Event Manegerで取得したお客様の個人情報は、本イベントへお申し込み頂いた方への商品発送にのみ使用し、それ以外での使用は行いません。個人情報のお取り扱いについてご同意の上、お申込み下さい。

▶ お申込みはこちら

(Event Manegerへ遷移します)
受付締め切り: 2024年4月12日(金) 19:00まで

【オンラインイベント アーカイブ配信のお知らせ】
本オンラインイベントにお申込みのお客様は、イベント終了後、一定期間イベントのアーカイブ配信をご視聴頂けます。
日時にご都合がつかない場合や、もう一度見たい場合などにご利用ください。
なお、イベント終了後は、アーカイブ配信のみの販売等はございませんのでご注意ください。
アーカイブ配信視聴方法につきましては、準備ができ次第、対象商品をご購入のお客様あてにメッセージをお送りさせていただきます。


イベント参加方法や注意事項など、最新情報はヘルプページよりご確認ください。
https://store.tsite.jp/daikanyama/news/t-site/29174-1442420929.html


【プロフィール】
越前 敏弥 (えちぜん・としや)
1961年生まれ。英米文学翻訳家。ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』、エラリイ・クイーン『十日間の不思議』、フレドリック・ブラウン『真っ白な嘘』、シヴォーン・ダウド『ロンドン・アイの謎』、デニス・ボック『オリンピア』、ジェレミー・ドロンフィールド『飛蝗の農場』など訳書多数。主な著書に『翻訳百景』『文芸翻訳教室』『日本人なら必ず誤訳する英文』『名作ミステリで学ぶ英文読解』などがある。

服部 京子 (はっとり・きょうこ)
翻訳者。中央大学文学部卒業。主な訳書にジェームズ・ボーエン『ボブという名のストリート・キャット』、アンジー・キム『ミラクル・クリーク』、テス・シャープ『詐欺師はもう嘘をつかない』、ホリー・ジャクソン『自由研究には向かない殺人』『優等生は探偵に向かない』『卒業生には向かない真実』『受験生は謎解きに向かない』などがある。

  • 会期 2024年4月12日(金)
  • 定員 Event Manager 購入ページ参照
  • 時間 19:00~20:30(15分前より入場/接続可能です)
  • 場所 蔦屋書店3号館 2階 イベントスペース/ZOOM配信
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 共催・協力 東京創元社
  • 問い合わせ先 daikanyama.tsutayabooks.onlineevent@ccc.co.jp

Blueskyに「翻訳ミステリー読書会」Feedあり。

夏前くらいから、アカウント欲しがっていることを知った知り合いから招待コードをもらい、主にブログポストを投稿しています。ユーザーはフォロワーが少ない傾向にあり、外から見えないので内々のことも伝えやすいです。

わたしの直接の知り合いなら、招待コードは余っています。アカウントどうし紐つけられるので知らない方だと……。

そして、2、3ヶ月前からだったか、わたしも好きな(今年は出てない)ミステリー読書会のFeedができました。様子見ていました。しばらくしたら内容消えるんですが、キーワードが入った関連発言したら見えます。

Twitter風SNS「Bluesky」で「猫関連投稿のみ表示」「人気投稿のみ表示」などタイムラインに表示する投稿の選択アルゴリズムをカスタム可能になったので試してみた

お知らせ: 翻訳者越前敏弥氏スペシャル・トークショー(2023/11/25、徳島県鳴門市大塚国際美術館)

URL: https://o-museum.or.jp/publics/index/1260/

修論の書き直しなどがまず1回終わりそうですが、まだ見直しありますので。書籍も今更ですが読み直したり読んだりしています。

このお知らせも遅くなりました。翻訳関係はオンラインで聞き逃したのもあります。また書けると思いますが、12/2の朝日カルチャー「だから翻訳は面白い」はサイトのリニューアルクーポンもらっていたので申し込みました。

25日のはさすがに徳島までは行けないけど、要所要所で先生の読書会などに使われてきた美術館です。『ダ・ヴィンチ・コード』からもうそんなに経つんですね。

作品に登場した美術品(のレプリカ)が現地で見られます。URL参照。

以下に概略を引用します。


世界を揺るがせた歴史ミステリ『ダ・ヴィンチ・コード』がアメリカで刊行されてから今年でちょうど20年!

 大塚国際美術館は、『ダ・ヴィンチ・コード』、『天使と悪魔』(原作:ダン・ブラウン)などの翻訳、映画版の字幕翻訳監修を手がけた越前敏弥氏をお迎えし、スペシャルトークショーを開催します。

 越前氏が翻訳を手がけたダン・ブラウン氏の“ラングドン・シリーズ”には、「モナ・リザ」、「最後の晩餐」やミケランジェロ作「最後の審判」など数々の名画が登場します。トークショーでは、絵画を交えたエピソードや作者 ダン・ブラウンとの秘話をお話いただきます。

 芸術と読書の秋、絵画鑑賞とともに、大人気小説の魅力に触れる貴重な機会をお見逃しなく!

– 開催概要 –

 【日 時】  2023年11月25日(土)14:00~15:00(13:30開場)

 【題 名】  越前敏弥氏スペシャルトークショー「翻訳者 越前敏弥が語るラングドン・シリーズ5作」 

 【会 場】  大塚国際美術館 別館2階 オープンスペース

 【定 員】  40人60人(事前予約制・自由席) ※11/11更新 ご好評につき追加増席いたしました!

 【参加費】  無料ですが、入館料が必要です

 【申し込み方法】 

11月24 日(金)17:00 までに、電話(大塚国際美術館088-687-3737 )または、下記の「翻訳者 越前敏弥氏スペシャルトークショー予約申し込み」メールフォームで①代表者氏名 ②参加人数 ③連絡先(電話番号) をご連絡ください。

◆メールでのお申し込みはこちら

「11/25(土) 14:00~ 翻訳者 越前敏弥氏スペシャルトークショー予約申し込み」

※定員になり次第締め切りです。

“ラングドン・シリーズ”とは?

宗教象徴学者ロバート・ラングドンを主人公に描いた長篇推理小説で、『天使と悪魔』、『ダ・ヴィンチ・コード』、『ロスト・シンボル』、『インフェルノ』、『オリジン』の5作品。(全て越前敏弥訳/KADOKAWA 刊)

主人公ロバート・ラングドンがイタリア、ヴァティカン市国、フランスなど世界の名所を舞台に、事件に巻き込まれながら、鍵となる美術や宗教に関する暗号・陰謀説の数々を解き明かしていく物語。

 翻訳者 越前敏弥氏 プロフィール 

1961年生まれ。文芸翻訳者。訳書『オリジン』『ダ・ヴィンチ・コード』『Yの悲劇』『クリスマス・キャロル』(以上、KADOKAWA)、『ロンドン・アイの謎』『真っ白な嘘』(以上、東京創元社)、『解錠師』『災厄の町』(早川書房)、『世界文学大図鑑』(三省堂)、『ストーリー』(フィルムアート社)など。著書『文芸翻訳教室』(研究社)、『翻訳百景』(KADOKAWA)、『名作ミステリで学ぶ英文読解』(早川書房)など。学習院大学講師。全国各地の翻訳ミステリー読書会に参加し、ご当地ラーメンを食べ歩くのが趣味。

~~~~~~~~~~

(以下略)

お知らせ: 『名作ミステリで学ぶ英文読解』刊行記念「翻訳者と英文学者がとことん語る、名作英語の読み方」越前敏弥x阿部公彦トークイベント&サイン会(2023/10/24、青山ブックセンター本店)

URL: https://aoyamabc.jp/collections/event/products/10-24etizenabeevent

越前先生note: https://note.com/t_echizen/n/nac9cf03e5dee

越前先生の刊行記念トークイベント、これが3回目だったと思います。1回オンラインで出ました。夏バテしたうえ体調もイマイチで、この本だけでなく読書一般が進んでないので、じっくり読もうと思っています。ハヤカワ新書、前にもブツブツ書いてましたように、他にも気になる本がちらほらです。

このイベントはリアルです。このミステリ本について、先生のnoteに特別編の動画が上がっています。

オンラインの先生の講座としては、朝日カルチャーで3回ほどありまた書けるかな。出たいのがあります。

以下詳細です。


日程2023年10月24日 (火)
時間19:00〜20:30
開場 18:30〜
料金1,540円(税込)
定員80名
会場本店 大教室
(注: 本店は渋谷区)

今年6月に創刊し、SNSや書店など各所で話題沸騰中の新しい新書レーベル「ハヤカワ新書」。そのレーベル番号001である『名作ミステリで学ぶ英文読解』著者の越前敏弥さんによるトークイベントを開催いたします。
ゲストとしてお招きするのは、新作『事務に踊る人々』をはじめ、文芸評論から英語学習法まで、幅広いテーマで著作を執筆されている、英文学者の阿部公彦さん。
今回初顔合わせのお二人ですが、トークでは『名作ミステリで学ぶ英文読解』と阿部さん著『英文学教授が教えたがる名作の英語』を中心に、英語の読み方や原文から見た文芸作品の魅力についてとことん語っていただきます。英語の読解力を身に付けたい方、海外文学を深く味わいたい方、第一線で活躍する文芸翻訳者と英文学者による、脱線込みのトークイベントをぜひご堪能ください!

プロフィール

越前敏弥 えちぜん としや

1961年生まれ。文芸翻訳者。留学予備校講師などを経て、30代後半にミステリなどの翻訳の仕事をはじめる。訳書にクイーン『災厄の町[新装版]』、ハミルトン『解錠師』、ロボサム『天使と嘘』(以上、早川書房)、クイーン『Yの悲劇』、ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』、ダウド『ロンドン・アイの謎』、キャントン『世界文学大図鑑』など多数。著書に『文芸翻訳教室』『翻訳百景』『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文[決定版]』など。

阿部公彦 あべ まさひこ

1966年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授。英米文学研究と文学一般の評論を行う。1998年「荒野に行く」で早稲田文学新人賞、2013年『文学を〈凝視する〉』でサントリー学芸賞を受賞。著書に『英詩のわかり方』、『英語文章読本』、『小説的思考のススメ』『即興文学のつくり方』、『詩的思考のめざめ』、『英文学教授が教えたがる名作の英語』、『病んだ言葉 癒やす言葉 生きる言葉 』、『事務に踊る人々』、『別冊NHK100分de名著 集中講義 夏目漱石』(近刊)など。翻訳に『フランク・オコナー短篇集』、マラマッド『魔法の樽 他十二篇』。

書誌情報 

(注:上の2つのURLをごらんください)

お知らせ: 秋は金沢三文豪(2023/10/01~11/26、金沢市内)

これだけ字が入っていると解像度つらいかな(多分ツールがフリーなせい……)。

チラシはここです。

https://ishikawa-bunkasai2023.jp/digital_officialguidebook/html5m.html#page=43

米澤さんはミステリー(とアニメやマンガ化)つながりでお名前知っています。過去金沢に住んでいらしたとは知らず、著作を読もうと思っている作家。

「石川ゆかりの文学朗読劇」は鏡花作品が「外科室」と知り、いいなあと思っているところです。朗読劇チラシの表へのリンク

https://ishikawa-bunkasai2023.jp/digital_officialguidebook/html5m.html#page=42

URL: (いしかわ百万石文化祭)https://ishikawa-bunkasai2023.jp/digital_officialguidebook/html5m.html#page=1

(鏡花生誕150周年)https://kanazawa-bunkasai2023.jp/event/479/

鏡花記念館は150周年に全振りのようです。

(秋聲記念館イベント)https://www.kanazawa-museum.jp/shusei/event/index.html

URLアーカイブ

(犀星記念館イベント)https://www.kanazawa-museum.jp/saisei/index.html

URLアーカイブ

この時期には、毎年文豪原作の昔の映画が見られます。10月じゃなかったかもですが、ナイトミュージアムも雰囲気変わってよきでした。スタンプラリーで豆本ももらえますし。去年石川産のりんご「秋星」ももらいました。もうすぐなくなるところでした。

スクショであげた文化祭は、よく秋にバタバタしていて把握していませんでした。志の輔師匠や、野村萬斎の『山月記・名人伝』などいろいろあるようですのでうっかり金欠になりますね。

前に見たイタリア映画『イル・ポスティーノ』。

URL: https://eiga.com/movie/42494/

3年ほど前見て気に入っていたのだけど、書くのがずいぶん遅れてしまった。”il”は男性名詞につく冠詞で、”postino”は郵便配達人。主人公マリオが得た仕事だ。舞台はイタリアの南部、ナポリに近い島にあるカラ・ディ・ソットという村で、マリオはチリから政治亡命してきたネルーダの家に郵便配達をする仕事を得る。

ネルーダは詩人でもあり町中で噂になっていた。マリオは次第に親しくなり詩に興味を持つ。

ある日、バールだろうか酒場だろうか、店に入ったマリオはとても美しい女性に見とれる。最初は名前を聞き出すくらいがやっとで、その女性ベアトリーチェを「隠喩」を使った詩でものにしようと頑張る。

他にもネルーダとチリの仲間のことや、ベアトリーチェとの進展、マリオの思想のことなどエピソードがあり、舞台など変えてはあるが基本的には史実に基づいているそう。映画も人のつながりが温かいだけでなく、リアルでもこの作品にはエピソードがあり、なんと……となってしまった。1994年、イタリア・フランス合作。字幕 吉村信次郎。

主な配役:

ネルーダ: フィリップ・ノワレ(『ニュー・シネマ・パラダイス』)

マリオ: マッシモ・トロイージ

ベアトリーチェ: マリア・グラツィア・クチノッタ

チリを舞台にした小説が、“伝説”のイタリア映画になるまで〜『イル・ポスティーノ』〜 リアルでの出来事。

原作本(Amazon古本)

https://amzn.to/3Z1xjpL

ネルーダと言えばこういう本も。

告知:【Zoom配信】越前敏弥先生『名作ミステリで学ぶ英文読解』(ハヤカワ新書)×北村一真先生『上級英文解釈クイズ60』(左右社)ダブル刊行記念イベント「英文解釈とミステリで極める英語」(2023/08/15)

URL: https://store.kinokuniya.co.jp/event/1689308344/

越前先生の話はここではちょくちょく書いていますが、6月まで課題だったフレドリック・ブラウン短編集が刊行されます。不気味な感じがするSFを訳して、やり甲斐がありました。今期は前から休んでいる朝日カルチャーともお休みでリフレッシュ中です。『名作ミステリ』は読み始めです。

北村先生は以前越前先生がゲストに呼ばれて、そのときは北村先生の『英語の読み方』についてでした。この本気に入ったんですが、気持ちも新たにしたいし読み直したいです。北村先生の文法の本とかいろいろ出てますけど、積ん読にしそうで考え中。

今回のオンラインも有意義な話だろうな、と思っています。結構ぎりぎりまで申し込めますね。


越前敏弥『名作ミステリで学ぶ英文読解』(ハヤカワ新書)×北村一真『上級英文解釈クイズ60』(左右社)ダブル刊行記念イベント
「英文解釈とミステリで極める英語」

人気文芸翻訳家の越前敏弥さんと、中上級者向け英語学習で信頼を誇る北村一真さんがお互いをゲストに招き、ダブル刊行記念トークイベントを開催します。気になるイベントの内容は、相手の新刊についてお互いのおすすめポイントを紹介するほか、文学作品を読みながら英文読解力をあげるための日々の実践について紹介したり、読者が誤読しがちな英文を数個持ち寄り、その場でクイズを出題・解説も……?!ミステリ好きはもちろん、英語学習に興味・自信がある方も、英文解釈とミステリでもっと英語を楽しんでみませんか?

【日時】2023年8月15日(火) 19:00~20:30(予定)

【会場】Zoom(オンライン)

[アーカイブあり]

【参加方法】
2023年7月20日(木)~8月15日(火)19:00の間、下記にて「視聴チケット」をご購入くださいませ。
※お申し込みのお客様には登録用リンクをメールでご連絡します。
メール配信日:8月14日・15日の2回


【プロフィール】

越前敏弥(えちぜん・としや)
1961年生まれ。文芸翻訳者。留学予備校講師などを経て、30代後半にミステリーなどの翻訳の仕事をはじめる。訳書にクイーン『災厄の町』、ハミルトン『解錠師』、ロボサム『生か、死か』(以上、早川書房)、クイーン『Yの悲劇』、ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』、ダウド『ロンドン・アイの謎』、キャントン『世界文学大図鑑』など多数。著書に『文芸翻訳教室』『翻訳百景』『日本人なら必ず誤訳する英文・決定版』など。

北村一真(きたむら・かずま)
1982年生まれ。慶應義塾大学大学院後期博士課程単位取得満期退学。学部生、大学院生時代に関西の大学受験塾、隆盛ゼミナールで難関大受験対策の英語講座を担当。滋賀大学、順天堂大学の非常勤講師を経て、2009年に杏林大学外国語学部助教に就任。2015年より同大学准教授。著書に『英文解体新書』(研究社)、『英語の読み方』(中公新書)、『知識と文脈で深める 上級英単語LOGOPHILIA』(共著、アスク出版)、『ジャパンタイムズ社説集2022』(解説執筆、ジャパンタイムズ出版)、『英文読解を極める 「上級者の思考」を手に入れる5つのステップ』(NHK出版新書)など。

(注: 注意事項略します)

【お問合せ】
紀伊國屋書店新宿本店代表
03-3354-0131

越前先生の講座やイベントたくさん。

URL: https://note.com/t_echizen/n/n4aead61aa1d0

NFT版にはおまけが付いていて、数が限られてます。そっちを貼っておきます。

本は大学院の期末試験終わったら少しずつ読みたいです。この間の河野万里子さんゲストのトークは、河野さん普段あまり表に出て来られませんが、越前先生との化学反応というかライブ感が面白かったです。上白石萌音さんとの翻訳本の話とか。河野さんはフランス語翻訳もされ、オペラをたくさん見るそうで、なぜかというとフレーズだけ出てきても分からないし。それよりすごく好きで見てるんだろうなという話しぶりでした。

さて、URLにある先生のnoteから列挙します。

◎7月21日(金)19:00~20:30
公開対談(朝日カルチャーセンター中之島教室 [教室オンライン])
翻訳の過去・現在・未来  ~イタリア語と、英語と、日本語と~
(ゲスト・村松真理子さん [イタリア文学者、東京大学教授])

村松さんの前回のに出ました。放送大に一時期イタリア語講座あって視聴してました。今は他の科目を担当されてます。授業では真面目にしてらしたのが、同級生の越前先生と話すとなると止まらんわ止まらんわ。それでその2になったと理解しています。イタリア語を知っている必要はないそうで、また延々楽しい話なんでしょう。

◎7月22日(土)16:30~18:00
朝日カルチャーセンター中之島教室(教室オンライン
一般向け講演「文芸翻訳教室 英語と日本語のはざまで」

◎7月29日(土)15:00~16:30
ブックファースト新宿店(会場&オンライン)
越前敏弥の『名作ミステリで学ぶ英文読解』ワークショップ 特別編

◎8月5日(土)15:30~17:00
公開対談(朝日カルチャーセンター新宿教室 [教室・オンライン共通])
だから翻訳は面白い ~もちろん、通訳だって面白い~
(ゲスト・橋本美穂さん [通訳者])

橋本さんはふなっしーとかピコ太郎の英訳された方。ブログには「会議通訳者」とあります。ドキュメンタリーを珍しく家族が見ていました。話がどっちに行くか分からなさそうで面白そうです。通訳者さんってよくゲストになりましたっけ。

◎8月6日(日)14:00~15:30
全国翻訳ミステリー読書会 YouTube ライブ第15弾「第2回 夏の出版社イチオシ祭り」

欲しい本が増えちゃうやつです。

◎7月22日(土)13:00~16:00

朝日カルチャーセンター中之島教室で「英米小説の翻訳」(教室オンライン

まだ行けます。この教室お休みしているので、次期には戻れたらいいな(新宿)。