折り紙ヘルプカードの話(ヘルプマーク折りたたみ版)。

着用イメージ。バッグは使いやすいけど、わたしの荷物には小さいようです。

URL: https://www.skart-tokyo.com/p/39/

(URLアーカイブ)

去年注文したもので、なかなか書けずにいたんですけどこれ便利です。ただし、当地ではヘルプマークを知っている人はほぼ見たことありませんので、役に立ったことはありません。ちょっと様子が不思議なお姉さん(日赤勤めだったそう)に日赤マーク=仲間と勘違いされて話しかけられたことが1回。駅にはポスターが貼ってあっても、気がつく人は少ないようです。それに車社会ですし。

表向き障害があるように見えないので、気にして、他に席がないときは優先席に座ります。ですがやっぱり気になるし、わたしのことが気になるなら、もしかしたら健康で優先席に座っているかもしれない若めの人も同じなんですけどね。あと、薬のせいか階段が危なっかしいことがあります。仕方ないので薬を少し減らし、手すりを使って降りています。

ヘルプマークは障害福祉課みたいなところで言えば出してもらえ、妊婦さんは病気ではないけどOKです。何かの体の都合が悪い人など向けです。ただし、もらえるヘルプマークはひっくり返ってしまい、後ろの病名とかが丸見えということも少なくありません。偏見にさらされやすい病名だと気になります。

折り紙ヘルプカードだと、カラビナでバッグにつけて、折り紙のようにたたむので情報がたくさん書けます。わたしの持っているのは表が十字マーク、裏が緊急連絡先になり、薬の欄は処方薬が多いし変わる可能性もあるので付箋で書きました。ただ、こないだ帰宅してからトートバッグを洗うときにカードを一緒に洗濯してしまい、ケースが壊れ、2つ注文してあったので事なきを得ました。中身は乾かして使っており、付箋のところがちゃんと剥がれるか心配です。

折り紙ヘルプカードを頼んだときに、ご当地ものなど人気で品薄のもありました。今は刷ったようです。ヘルプカード自体は無料ですが寄付をします。カラビナやケースはわずかにお金がかかります。もらえるカード数には4枚までと制限があり、精神疾患だと症状が変遷する人もいるので、有料で売ってもらえたらいいのになと思います。→ダウンロード版もありますので、できる方はそっちがおすすめ!ただ2月に盗作が出て一時リンクを外しているようです。一般のマークでも転売などあるようです。

ちなみに「ヘルプマークつけてる人に何をしてあげたらいいか」ですが、体に事情がある人ばかりですので、外に出て困ったことがあったり、元気そうに見えるけど無理してて本当は疲れていたりということがあり得ます。困っていそうなときはできることがあるか尋ね、立っていたら席を譲ろうか聞いてみるとか。他にカードの役割は、いざというとき(倒れたり)したときに病院に運んだとして、誰に連絡したらいいのか、どんな治療を受けているのかが分かるところにあるのかなと思います。患者さんが持ち運んでいる薬一発(低血糖だったら飴とか)で良くなる人もいるようなので、そういうことも書きます。

東京都保健福祉局ウェブサイトより。

義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。
 ヘルプマークの配布や優先席へのステッカー標示等を、平成24年10月から都営地下鉄大江戸線で、平成25年7月から全ての都営地下鉄、都営バス、都電荒川線、日暮里・舎人ライナーで開始し、さらに、平成26年7月からゆりかもめ、多摩モノレール、平成28年12月から、都立病院、公益財団法人東京都保健医療公社の病院へと拡大して実施しています。
 また、平成26年7月から民間企業への働きかけも実施しています。
 ヘルプマークを身に着けた方を見かけた場合は、電車・バス内で席を譲る、困っているようであれば声をかけるなど、思いやりのある行動をお願いします。

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