飛騨市ファンクラブからのプレゼント。

アンケートは1月か2月のこと、もう記憶のかなたですが、会員数4000人を誇る飛騨市ファンクラブに前から入会していて、そこからのものに回答しました。

それで何かもらえるなんて思ってなかったのですが、確か3月終わりに飛騨のお米が2合も、お世話になってきた地域振興課から届きました。炊こうと思ってますが、うちは親がいつ炊くかを決めていて(毎日ではない)まだ食べられずにいます。ありがとうございました。混ぜご飯にはせず白米で食べるつもりです。

今は、昨日も書きましたが(リンク)ほとんど病院のない飛騨は「飛騨はお休みしています」と訪問の自粛を高山市、白川村と市長3人の動画まで作り呼びかけていますが、代わりに「おうちで飛騨市満喫キャンペーン」をオンラインでやってます。

(終了)カミオカラボ「YouTube Live 物質と反物質の違いに迫る」に参加(2020/05/02)。

(ブログ内pdfチラシファイル)
宇宙線研究所プレスリリース 上にもありますが、全面のTop画像が美しいので是非

カミオカラボ関連では、3/18のひだびとONLINE「宇宙人はいると思いますか?宇宙の足あとを探す旅」(アーカイブ)にZOOMでも参加してました。Mitakaという国立天文台のシステム使って宇宙を飛んだり。

さすがに自分の日々やることで大変だったり体調を整えるのも骨が折れたり、で告知してませんでした。他にこれは告知したと思いますが3/14のアカデミストオンライン学会にほどほどに出て、昨日のChem-Station(ケムステ)有機化学のセッションはぐったりしてたら忘れてました。


今回のはSNSで告知されてました。少し前からカミオカラボではYouTubeチャンネルができてたんですが、まだ見に行っておらず、チャンネル登録もしていませんでした。今回はカミオカラボのサイエンスコミュニケーターさんがアウトリーチして研究者さんがメインで話すというもの、質問は適宜コメント欄でというものでした。

この日、飛騨もそうだったのではと思いますが夏並みの気温で、寝不足もあり最後の方にようやく目が覚めてきた感じでした。

詳細をサイト (アーカイブ)とFBから(微妙に違うので)コピペします。今は動画は非公開になってました。

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カミオカラボでは大型連休中におうちで楽しめるYouTube Liveを企画しました。

4⽉16⽇に国際的な学術雑誌「ネイチャー」に掲載されたT2K実験の最新結果を飛騨市民とファンクラブの方を主な対象としてわかりやすく紹介します。(もちろん研究に興味がある方ならどなたでも参加歓迎です。)

おうちで飛騨市のランチを味わいながら、ぜひ飛騨市の研究をお楽しみください。

当日、以下のURLへ進み当イベントの動画をクリックしてください。

https://www.youtube.com/c/kamiokalab

■タイムスケジュール

13時00分 誰でもわかる!? T2K実験(カミオカラボ 高知尾)

13時15分 今回の論文のポイントをわかりやすく紹介(東大 早戸)

13時45分 Youtube Liveのチャット機能からの質問に答えます


■講師

東京大学宇宙線研究所 早戸良成 准教授

※詳細はカミオカラボのホームページでご確認ください。
https://www.city.hida.gifu.jp/site/kamiokalab/20135.html
※本企画は、飛騨市役所地域振興課主催の「おうちで飛騨市満喫キャンペーン」とのタイアップ企画です。

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最初、高知尾(たかちおさん、ひらがなで書いてありました)がニュートリノ振動、T2K実験、物質と反物質、たしかハイパーカミオカンデのこともざっと話し、早戸先生が短い時間ではありましたけど研究の成果を話されました。普段だとすごく真面目にメモ取るんですが今回は本当に走り書きだけで。ちなみに高知尾さんによると、システム的にはStreamyardというのを使って、そのままYouTubeにリンクしてくれるそうで便利だそうです。

実験の結果から全部のニュートリノからではないんですが、CP対称性の破れについて最大3σ(99.7%)の信頼度が示されたと。本当は5σがいるんだけど、そこで高知尾さんが5σのTシャツ(GSAなどで売ってる)を下に着てるの見せると、「そのTシャツいいですね」とコメントが複数ついてました。わたしも売ってる前でかっこいいから迷ったことあった気がします。「飛騨市のふるさと納税に入れてもらえないでしょうか」という声まで。もっと上の方で決めることで、どうなるか分かりません。画像載せておきます。

ハイパーカミオカンデは予算が付いたので、2027年稼働予定だそうです。

研究については、実験に影響は出ていないが他の地域から神岡に行けない、自宅から研究所のネットワークにつないで解析とかしているそう。多国籍のグループなのでTV会議はもともとあったのが増えた感じで、確か家の都合とかあるので会議も大変とかおっしゃっていたような。

論文のプレプリントはNatureの場合複雑で、今はプレプリント見えないけどほとんど雑誌と同じのがそのうち読めるということです。アメリカとの競争は熾烈で、たしか向こうは違う方法で実験をやっているそうで大変なのだそう。

中高生には、中学生には難しいかもしれないけど高校生で得意な子は話が分かるでしょう。施設のVRとかいろいろあるからうちで勉強してください、と。

ラストのあたり、参加者は174名でした。その数を聞いて先生「多いね」とおっしゃってました。お名前やハンドルで「あの方かな」と分かる研究所の同僚の方がお疲れ様でした、と声をかけてました。

(関係者の方、特に事実関係間違ってたら訂正お願いします)

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カミオカラボは休館してないみたいなんですけど、飛騨市は病院が少なくて、確か市民病院があるだけです。GWに外から来られて感染されるとひとたまりもありません。高山市・飛騨市・白川村は観光客が一度に回ろうとすることが多いせいか、合同で声明を出しました。

今のところ感染者は出ていないので、どうかそのままで。親戚がいるし神岡には時々お邪魔しているので、人ごとではないんですよ。富山市民病院のクラスター感染があったときは、飛騨から通っていた人もいるそうで動揺があったそうです。


飛騨市ファンクラブというのがあって、入会したら町歩きとか飲み会とかお誘いが来るのですが、行けたことがありませんでした。アンケートを出したらいいものを頂戴したので、1ヶ月と少し前のことですが独立で書きます。

本当に、白川郷に行って写真とか撮るんじゃないぞー。年寄りも多いはずだしね。
宇宙線研究所関連や飛騨関連でいえば、こういう企画がまたあると思うので楽しみにしてます。新しい結果とは言え、それまでのこともなんとなしにしか分かってなかったことが分かりました。

告知:「KAGRA 〜神岡町で観る宇宙と地球〜」(2020/02/22、岐阜県飛騨市神岡町茶屋-maru-)

URL: https://www.facebook.com/events/1060430554319924/
GEO SPACE ADVENTUREの企画なので、フォローしてたら入ってきました。とても興味があるんだけどバッティングしている予定があり、それを諦めたとしても、終わりが5時だと日帰りできるのかなと。
6時頃のバス乗ってJR使えば何とかなるんだっけ。


2月22日

KAGRA 〜神岡町で観る宇宙と地球〜

公開 · 主催者: GEO SPACE ADVENTURE

  • 2020年2月22日土曜日 15:30〜17:00
  • 茶屋-maru-〒506-1161 飛騨市神岡町船津1002-1

告知:ICRRサイエンスカフェ 「チベットから見る宇宙、そしてアルパカ… 」(2020/02/11、東京都・多摩六都科学館)

“The One that Shatters in the Air / Changyeob (C.Y.) Ok (KR)” by Ars Electronica is licensed under CC BY-NC-ND 2.0

URL: https://www.tamarokuto.or.jp/event/index.html?c=event&info=2202&day=2020-02-11 (アーカイブ)

ここでも宇宙線研究所のサイエンスカフェやっていました。締め切りが明後日30日です。


宇宙からやってくる宇宙線は謎に満ちています。中国でのチベット実験やボリビアでのALPACA(アルパカ)実験からわかってきたことや、太陽フレアの予測についてお話します。ティータイムを楽しみながら、宇宙線について一緒に考えてみませんか。*お話は高校生程度を想定しています。

講 師 : 川田和正 (東京大学宇宙線研究所 助教)
共 催 : 東京大学宇宙線研究所(ICRR)
対 象 : 小学4年生~大人 ※参加者以外の入室不可
定 員 : 36名
参加費:入館券のみ(大人520円、小学4年生~高校生210円)
申込方法 : 事前申込 ※応募締切 1/30(木)必着

お申込み

********************************************************
この教室・イベントははがき、館内申込書またはウェブでお申し込みできます
********************************************************
応募の前にご確認ください。

・参加希望者全員の氏名・年齢を入力してください。
参加には参加券が必要です。
・定員を超える応募があった場合は抽選となります。
参加者には締切から3日以内に参加券を発送します。
落選の連絡はございません。ご了承ください。
・対象年齢以外の方のイベント参加は原則として不可となっております。

はがきの場合は以下の事項をご記入の上、
締切日必着でお申し込みください。
1 開催日・時間
2 教室やイベント、コース名
3 郵便番号・住所
4 参加者全員の氏名(フリガナ)
5 参加者全員の年齢(学年)
6 電話番号

〒188-0014 東京都西東京市芝久保町5-10-64
多摩六都科学館 行き


中高生年代の若者募集:夢のたまご塾 飛騨アカデミー2020春セミナーもうすぐ募集開始(2020/02/29、03/01 飛騨市河合町稲越やまびこ館)

URL:http://www.hida.academy/Y-top/top.html
(アーカイブ トップ、イベントページ)
→Win7 Firefoxでは表示崩れするので、Chromeを使いました。

今年もこの季節だったと、アクセスがあったので知りました。1/25受付開始ですね。神岡には結構行っているのでリンクしている前のブログともども参考にどうぞ。「夢のたまご塾」は去年も今年も春だけだそうです。

(全部情報が書かれてないので、気が向いたら更新します)


夢のたまご塾 飛騨アカデミー セミナー

2020春セミナー 講師紹介  (講義順)
  *随時更新していきます*


講師紹介 応募要項

日  程: 2020年2月29日(土)、3月1日(日)

会  場: やまびこ館(飛騨市河合町)

参 加 費: 8,000円

集合・解散場所: JR飛騨古川駅前 *JR飛騨古川駅前よりセミナー会場までバスを運行します*
募集開始は1月25日からとなります。

春セミナーでは、医療、福祉、芸術、報道、など、各界で活躍中の5名を講師に迎えます。
過去の春セミナーでは、12歳から20歳までの受講生が参加しました。
将来に向けて、夢や希望を広げるきっかけづくりとなる講座です。

2月29日(土)

田中 秀和さん
 

 『素粒子物理学とスーパーカミオカンデ』

東京大学宇宙線研究所 助教
略歴:
2005年 東京工業大学大学院 理工学研究科 
              基礎物理学専攻 博士課程 修了
2005年 京都大学大学院 理学研究科 ポスドク
2007年 日本学術振興会 海外特別研究員
             (Columbia University(米国)に所属)
2009年 Massachusetts Institute of Technology(米国)、Postdoctoral Fellow
2010年 Blookhaven National Laboratory(米国)、Associate Physicist
2012年 東京大学宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子研究施設 助教(現在に至る
ミニゼミ】

  未定
「  準備中。もうしばらくお待ちください  」

3月 1日(日)

中川玄一さん

 

『飛騨という未来日本の縮図において、
      シャカイを創る小児医療の挑戦』

  
飛騨市民病院 第2診療部長/小児科部長、
        兼:高山赤十字病院 非常勤医師


略歴:
1973年 東京都国分寺小平市 出生(父は神岡町出身)
1979年 神岡町(現在の飛騨市)に移住
1989年 岐阜県神岡町立中学校 卒業
1992年 岐阜県立吉城高校理数科 卒業
1998年 富山医科薬科大学(現富山大学)医学部医学科 卒業
       同年、同大小児科医局 入局
以降、大学附属病院~北陸地域の基幹病院に勤務
2006年 富山医科薬科大学大学院医学系研究科博士課程修了博士号取得
2015~2017年 富山大学小児科医局 助教&外来医長
2018年~ 飛騨市に戻る
2019年10月~11月 研修&診療 国立成育医療研究センターこころの診療部

主な役職:
  
病児保育 たんぽぽキッズ 顧問、飛騨市発達支援センター協力医
  飛騨市障がい者自立支援協議会 重症心身・医療的ケア部会員

主な資格:
日本小児科学会 指導医、日本アレルギー学会 専門医、ICD:インフェクション・コントロール・ドクター、富山大学医学部臨床教授、臨床研修指導医(厚生労働省)、TOPコース:インストラクター

主な所属学会:
日本小児科学会、日本アレルギー学会、日本小児アレルギー学会、日本小児呼吸器学会、日本小児感染症学会、日本ADHD学会
岩田 隆浩さん

 
  

『はやぶさ2の科学的知見及び
    帰還した時に期待できる発見』
宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 准教授

略歴:
岐阜県羽島市生まれ。
名古屋大学大学院理学研究科にて博士号を取得。
郵政省通信総合研究所、宇宙開発事業団(いずれも当時の名称)を経て、
JAXAが誕生した2003年より宇宙科学研究所の准教授に就任。2007年に打ち上げられた日本初の大型月探査機「かぐや」では、世界初となる月の裏側の正確な重力地図を描くことに成功した。
そして、現在、小惑星リュウグウを探査した「はやぶさ2」では、地球の水の起源の謎の解明に取り組んでいる。また、将来の月面探査、火星探査などの計画にも関わっている。

佐伯 孝尚さん 

 『飛騨市神岡町で行われたインパクタ試験』

宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 助教

略歴:
広島県広島市生まれ。
東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専終了、博士。
JAXAプロジェクト研究員、三菱重工を経て、2009年より現職。はやぶさ2プロジェクトの開発フェーズでは衝突試験の啓発責任者。2015年4月からはプロジェクトエンジニアとして探査機システムの取りまとめを行う。衝突装置の開発時、神岡での飛翔試験を行う。

2020春セミナーミニ 応募要項

会     場 : 岐阜県飛騨市河合町稲越 やまびこ館

応 募 資 格 : 中学生、高校生 または同等の年齢

募 集 人 員 : 20名

参  加  費 : 8,000円

募 集 期 間 : 1月25日(土)~ 

応 募 方 法 : メール、FAX、はがき(または申込用紙の郵送) での応募のみ受け付けます

記 入 事 項 : ●〒 郵便番号
          ●住所
          ●氏名
          ●フリガナ
          ●年齢
          ●所属教育機関 (学校名など)
          ●学年
          ●TEL&FAX  (FAXをお持ちでない場合は、FAXは未記入で結構です)
          ●E-mailアドレス  (PCアドレス・もしくは携帯アドレスでも結構です)      
             を必ず明記

申  込  先 :  メールの場合・・・
           hida-academy☆sunny.ocn.ne.jp  ☆を@にかえてください
           *メールでお申し込みの際は、誤送信をさけるため、3日以内に事務局より
            着信の確認が無い場合は、再送信またはお問い合わせください

           FAXの場合・・・
            FAX  0578-82-4020
            *FAXでお申し込みの際は、誤送信をさけるため、3日以内に事務局より
             着信の確認が無い場合は、再送信してください

           郵送の場合・・・ 【ご注意ください!住所が変更となりました】
           〒506-1195 岐阜県飛騨市神岡町夕陽ヶ丘6番地
            「夢のたまご塾」飛騨アカデミー事務局

選 考 方 法 : 先着順

★よくあるお問い合わせ★
   ・・・・・・お申込みの際の参考にしてください。

 1、集合、解散の場所はどこですか?
   今回の集合・解散場所は JR高山線 飛騨古川駅です。

 2.飛騨から参加できますか
   お昼から始まるので、ワイドビューひだ4号で間に合います。
   帰りも遅くならない時間に帰ることが出来ます。

 *ご質問等、お気軽にお問い合わせください。

「夢のたまご塾」飛騨アカデミー実行委員会(「ゆめたま」)
〒506-1195 岐阜県飛騨市神岡町東町378 神岡振興事務所4F
TEL/FAX:0578‐82‐4020(電話は平日の午前中のみ)
E-mail: hida-academy★sunny.ocn.ne.jp
         メールを送られる方は★を@に変えてください


告知:「サイエンスカフェ in 岐阜市」参加者募集(2020/01/11、岐阜市岐阜新聞本社)

岐阜市は岐阜新聞主催のサイエンスカフェ(飛騨はまた別)が多いですけど、岐阜新聞はカミオカラボやその前身で見ていると、ずっと取材してくれてたようなんですよね。やっと間に合うようにお知らせできました。中高生も含め参加でき、応募は明日23日からです。人気が出たらすぐ席がなくなりそうですね。ガドリニウム単独はまだ聞いてないですねー。でも岐阜市って遠いんですよ。ほとんど名古屋。

URL: http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/pr/event/2019/12/sciencecafe.html
(アーカイブ)


来春から始まる「スーパーカミオカンデ-ガドリニウム プロジェクト」をテーマに、中畑雅行施設長がニュートリノ観測への新たな挑戦をひもときます。ご参加をお待ちしています。

日程・定員

2020年1月11日(土)定員30名

  • 中高生と合わせて30名になり次第締め切ります。

参加費

500円(飲み物代など)

会場

岐阜新聞本社
岐阜県岐阜市今小町10

申し込み受付

12月23日午前10時から
岐阜新聞読者広報センター 電話 058-264-5500(土日祝日除く午前10時〜午後5時まで)


放送大学面接授業「素粒子と宇宙」(2019/12/07&08、鈴木洋一郎特任教授(Kavli IPMU)富山学習センター)

講義室を出てから、授業中の忙しさを再現してみた。

鈴木先生の専門、経歴など。今年でここでの授業は5回目で、わたしは3回出ています。サイエンスカフェとやま第1回(2011)でもお話聞いてます。前のブログにログがあります。

「実験屋なので理論屋さんとは違うかも」と前置きして話が始まりました。

https://db.ipmu.jp/member/personal/786ja.html
https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000070144425/
以下リンクは内容的に大分前の話だと思います。
https://www.ipmu.jp/ja/yoichiro-suzuki

スライドのハンドアウトが渡されましたが、そこに入っているスライドも入ってないのもあって、今回からレポートを時間を作って書いてもらうことになったため、かなり皆さん必死でスマホでスライドを撮ったりしてました(一応スマホ禁止)。レポートは持ち帰って調べてもよかったんですが、大体皆さんが数問のうちどの辺を選んだか見当がつく、というか科目の概要読んだのかなあ?という方が毎回いて、物理だとは知らなかったと難しくて困っているようです。事前に読みましょうというか先生の名前ググりましょう。

先生は毎年のようにアンケート取って、数式や難しい説明や時々出てしまう英単語を何とかして分かりやすいように工夫されてますし、質問タイムがとても多くなってます。それでも多分数字や記号見るだけでイヤとかそういう層のことは想像つかないかも。あと多分「分からないところが分からない」みたいな人が大分いそう。

わたしは理系ですが、この手の話が分かるようになるまで何年も費やしました。「文系」の人って、理系をひとまとめにして最初から分かってるもんだと思う傾向にありますよね。

内容は、1日目が最初先生がゆっくりしすぎて遅れてしまい、上2つしか話せなかったのです。先生のテーマの1つである太陽ニュートリノの話を再び聞くことができなかったのが残念です。同じ話聞いても毎年ニュアンスが違っているので。あと昨年は出られなかったので。

  • 宇宙と素粒子の結びつき
  • ニュートリノ振動って何か
  • ニュートリノで探る宇宙
  • 太陽ニュートリノの謎

体調が心配だったけど何とかクリア!九州からの方にお土産情報とか教えてました。
2日目はダークマター。一昨年よりよく話が聞けました。

1日目の発見(ざっと)は、
1.もうプラネタリウムで見てたけど「ハッブルの法則」→「ハッブル・ルメートルの法則」裏話が面白い
2.最近は「ミューオン」ではなく「ミュー」という
3.ニュートリノを最初に原子炉で発見したReinesはその後スーパーカミオカンデ(SK)の最初のコラボレーターになって、冗談好きな人だった
4.ニュートリノ振動は「飛行中に種類を変える」ことだけど、本当の振動のようになることもある
5.SKはバックグラウンドを避けるため内側の水だけ使っている
6.SKの事故は2秒間で完了した。こういう話も語られなくなってゆくのだろう
7.長基線ニュートリノ振動実験は西川さん(故人)という方がカミオカンデの頃から言っていて、SKで検討。CERNからも話が来た(角度的にぽしゃった)
8. K2K実験が先生の博士論文で、最後の実験もやったとか

質問の中で「素粒子の漫画があって~」みたいな話をすると研究者の方はそういうときよく「その漫画を読んだことがないので」とおっしゃるのですが、ひっぐすたんこと秋本さんは宇宙線研究所でダークマターの研究者だったので、その話を休憩中にすると、「ああ○ちゃんね、ああいうのうまくてねー」とにこにこされてました。

2日目。

  • ダークマターは存在するか
  • その正体は何か
  • どうやって捕まえる(直接・間接)
  • ダークマターを作り出す
  • Report書き

ダークマターは思わぬ展開がありまして。発見は、

1.star=恒星なのでうっかり授業で「お星さま」と言っていて生徒さんに指摘された
2.昔のことを調べるのが好きになってきた。ハッブルは権威主義者で、ルメートルの論文はフランス語だった。アインシュタインは以前の研究に言及していなくて、人柄が出ている。偉い人が全部吸い上げる、特に天文(物理ではそんなことはないよと)
3.重力レンズの話の中で、ニュートン力学でも光は曲がる?とこんなものが出てきた。
https://archive.org/details/opticksortreatis1730newt/page/n2
4.計算機の中で宇宙を作る→今はMacでも作れる(先生が修士のころの1000倍)
5.ダークマターが適量なければ、銀河も星も我々も存在しなかった。しかし、まだ見つからない。
6.ダークマター候補として、ニュートリノ、MACHO、WIMPs、アクシオン(←理論から)があって後2つが最有力。数年前まではWIMPsでこのくらいでやればできるという希望があったが、個人的意見として発見のフェーズに入ってない。訳の分からないことになってるらしい
7.わたしはスライドほとんど撮らないようにメモっていたんだけど、3枚撮った。2枚は科学史的なこと、1枚は検出器のバックグラウンドの話
https://www.dropbox.com/sh/5kyz131oifftemy/AAAfkskNkvF29bXXyMLJ3A4ta?dl=0


8.DAMA/LIBRAというイタリアの怪しい季節変動データがあると前から授業で聞いていた。実験代表者がアグレッシブで、装置貸してください検証してみると誰かが言っても突っぱねるそうだ(皆怪しいと思っているらしい)
9.2相式液体キセノン装置が多いが、1相式のXMASSの方が感度はいい。XMASSは今後に備えていて、WIMPsの探索に向いているのでもったいない。今のキセノン装置が数tでダークマターが見えないと先に行けるか分からない(経済的に)。1相式アルゴンもある
(ちなみに今見たXMASSのウェブサイトではもうWIMPsの話はしてない)

(おまけ)
2年前の宇宙線研究所のスライド。中身は分からないまでも所々可笑しい(「忘れちゃいけないNaI」とか)
http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/JPSCR/2017F/sympo_ug/JPS2017FSympo_UGExp_3_Miuchi.pdf
(pdfファイルブログ内リンク)

わたしは自分にとってとても大事なことなので、質問できる機会には質問しました。質問してた人今年は少なく、わたし入れて4人くらいしかいなかった。「質問、他の人は?」と言われたらちゃんと黙りましたが。でもこういう人もいる。勝手にすれば。どれだけ貴重な機会を得ているか分からないって可哀想、単位取れればいいんだろうな。

(どこかに埋もれてしまって)この本か分からないけど、村山先生の本1冊持ってて未読です。梶田先生の本も途中で途切れてそのままですが、戸塚先生の本は楽しく読めているので、また読んでみます。

この方も故人です。内容は多少古いですがカミオカンデとか初期の頃の話が読めます。語り口も気に入っています。梶田先生がニュートリノ振動の話を最後に書いてます。

2回目スーパーカミオカンデ一般公開のおまけ話。

前の話はここから3本です。

2回目のスーパーカミオカンデ一般公開(1)施設の中へ(2019/11/02、飛騨市神岡町)

毎回といっていいほどお供してくれてるヘリーハンセンのリュックに缶バッジが増殖してゆきます。非売品もあり、まるで勲章みたいで。受付の人は小さめポーチに20個くらいつけてました。黒地に青いチェレンコフ光のが、今年一般公開のアンケートに答えてもらった限定品です。

カミオカラボの中にこんなおみくじがありまして、思わず引いてみました。となりに研究者支援のための募金箱がありました。

飛騨市はジビエに力を入れていることもあり、朝寝ぼけた頭でこれ見たら迫力満点でした。反射できれいに写らなかったので出すのをためらっていました。

告知:第8回 WPI サイエンスシンポジウム「数学の驚くべき力 数学が繋ぐ多様な世界」(2020/01/12 10:00~17:00、Kavli主催、東京大学本郷キャンパス安田講堂)

カブリから(寄付したことがあり)、秋のオープンキャンパス頃にチラシが複数来ます。その中に1/12になんかあるというのがあったのですが、これですね。チラシのデザインもまだ決まってなかったようなので。

東大では今日も講演会あったし、1/12にも梶田先生の講演あるし、いいなーいいなーという感じです。強化月間かな。

有機化学も話に入ってるので、行けるかはともかく申し込みました。抽選なしでOKでした。定員になるまでは受け付けるよう。上京は不確定要素ばかりなので、涙を飲むかもしれません。

URL: (カブリ)https://www.ipmu.jp/ja/20200112-8th-WPISymposium

(特設サイト)https://wpi2020.jp/

(チラシpdfファイルブログ内リンク)


第8回 WPI サイエンスシンポジウム「数学の驚くべき力 数学が繋ぐ多様な世界」特設サイトより

生命、材料/エネルギー、宇宙/地球・生命/知性の起源という WPI プログラムの3つのテーマに沿って、「宇宙の数学」、「物質の数学」、「生命の数学」についての一般向けの講演を主軸として実施します。この講演により、宇宙と素粒子-物質科学―生命科学の幅広い分野の WPI 研究所が、数学を基軸として繋がっていることや、数学が最先端研究の要として活躍している様子をシンポジウムで示します。

定員700名/中高生を中心とした一般向けの講演となります。

2020/01/20(日) 東京大学安田講堂 10:00~17:00(本郷キャンパス)

講 演

 重力波天文学とKAGRA

梶田隆章
東京大学特別栄誉教授・卓越教授 / 東京大学宇宙線研究所長 / 東京大学 国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU) 主任研究者

1959年生まれ。 岐阜県飛騨市の神岡鉱山の地下に設置されたカミオカンデとスーパ ー カミオカンデ実験に参加。 「ニュートリノ質量の存在を示すニュートリノ振動の発見」により2015年にノーベル物理学賞を受賞した。現在は大型低温重力波望遠鏡KAGRAのリーダーを務める。

重力波はアインシュタインが 100年前に予言した時空の波です。例えば2つのブラックホールが合体した時などに観測可能な重力波が出ると考えられてきました。そして 2015年9月14日にアメリカのLIGO測定器で重力波が観測されました。現在岐阜県飛騨市神岡の地下に建設されたKAGRAは世界の研究者と協力して重力波を観測して重力波の天文学を切り開きたいと考えています。本講演ではKAGRAの現状と、KAGRAの目指すサイエンスについてお話しします。

宇宙の数学とは何か

大栗 博司
東京大学国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU) 機構長 / カリフォルニア工科大学フレッド・カブリ冠教授 / ウォルター・バーク理論物理学研究所所長

岐阜市出身。京都大学大学院修士課程卒業後、東京大学理学部助手。プリンストン高等研究所研究員を経て、東京大学の理学博士号を授与される。カリフォルニア大学バークレイ校教授などを経て、2000年よりカリフォルニア工科大学教授。2018年よりKavli IPMU機構長。2019年に紫綬褒章。

「カブリ数物連携宇宙研究機構」とはわかりにくい名前ですが、英語では「Kavli Institute for the Physics and Mathematics of the Universe」と呼んでいて、直訳すると「宇宙の物理学と数学のためのカブリ研究所」となります。星や銀河の生成・成長は物理学の法則にしたがっているので、それを理解する「宇宙の物理学」はイメージできると思いますが、「宇宙の数学」とはなんでしょうか。ガリレオ・ガリレイ以来4世紀の科学の発展を振り返り、21世紀の宇宙の数学とは何かを考えます。

数学でミクロとマクロをつなぐ

小谷元子
東北大学高等研究機構長 / 材料科学高等研究所 前所長 研究顧問 主任研究者 教授 / 総合科学技術・イノベーション会議 議員

大阪府生まれ。東京大学数学科卒業後、1990年東京都立大学で博士号取得。1999年東北大学助教授,2004 年同教授。原子分子材料学高等研究機構(WPI-AIMR)副機構長を経て,2012年4月から2019年9月まで(2017年に材料科学高等研究所に名称変更)所長。2005年に猿橋賞受賞。

宇宙という書物は数学の言葉で書かれています。自然のなかに見られる形や動きは美しく調和していますが、宇宙の法則を数学で読み解くことで、その原理を理解していくことができます。一方、我々が目にし、手に取る物質は原子や分子のようなミクロな構成要素から成り立っています。ミクロな世界をつかさどる法則と、日常的な世界で見られるマクロな現象の間がどうつながっているのか理解したい。これは数学にとっての新たな挑戦です。皆さんと一緒に考えたいです。

脳の数学、数学の脳

合原 一幸
東京大学 国際高等研究所 ニューロインテリジェンス国際研究機構 (IRCN) 副機構長 / 東京大学 生産技術研究所 教授

1977年東京大学工学部電気工学科卒、1982年同大学大学院電子工学博士課程修了。現在東京大学生産技術研究所教授,同IRCN副機構長、同大学院情報理工学 系研究科教授,同工学系研究科教授、理化学研究所AIP特別顧問。

脳や人工知能(AI)の研究においても、数学は重要な役割を果たしています。本講演では、脳の情報処理の仕組みや脳の病気の診断や治療に数学をどのように活用するのか、また逆に数学を考える時の脳の働きはどの程度わかっているのか、といった問題に関して分かり易く解説します。さらに、脳と人工知能の融合・協創を目指す観点から、ニューロインテリジェンス (Neurointelligence) の概念を簡単に紹介します。

パネルディスカッション

異なった背景を持つ研究者の皆さんから、これまでの進路でどのような葛藤や経験を経て今のキャリアを選んだのか等を伺います!

藤田 みさお
京都大学 高等研究院ヒト生物学高等研究拠点 特定教授/iPS細胞研究所上廣倫理研究部門部門長

筑波大学第二学群人間学類卒業。京都大学博士(社会健康医学)。内閣府総合科学技術・イノベーション会議生命倫理専門調査会委員等を務める。専門は生命倫理学。iPS細胞を用いた生殖細胞やキメラ動物の作製に関する倫理的課題を研究しています。


Michael Lazarus (ミハエル・ラザルス)
筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構 准教授・主任研究員

ドイツ ヴュルツブルク大学にて食品科学を専攻し、1998年理学博士(有機化学)。大阪バイオサイエンス研究所、ハーバード大学医学部ベス・イスラエル・ディーコネス医学センターなどを経て、2013年より筑波大学国際総合睡眠医科研究機構(WPI-IIIS)にて睡眠を制御する神経回路とその機能に関する研究を行っています。趣味は料理と園芸。

加藤 健太
北海道大学 化学反応創成研究拠点(ICReDD) 博士研究員

愛知県名古屋市出身。名古屋大学で博士号を取得後、北海道大学の化学反応創成研究拠点 (WPI-ICReDD)で博士研究員として研究をしています。専門分野は有機化学です。ニュー ヨークで研究留学の経験有り。大学生活、留学、博士号、研究生活など質問があればぜひ!

当日のプログラム

9:30-10:00受付/WPI拠点ブース展示
10:00-10:05開会あいさつ:五神真(東京大学総長)
10:05-10:10開会あいさつ:宇川彰(WPIプログラムディレクター)
10:10-10:40講演1: 梶田隆章 (東京大学 宇宙線研究所 所長)
10:40-11:10講演2: 大栗博司 (東京大学 カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU) 機構長)
11:10-11:30全WPI拠点 1分間プレゼンテーション
11:30-14:00昼食/WPI拠点ブース展示
14:00-14:30講演3: 小谷元子 (東北大学 材料科学高等研究所 前所長/主任研究者)
14:30-15:00講演4: 合原一幸 (東京大学 ニューロインテリジェンス国際研究機構 副機構長)
15:00-15:15休憩
15:15-15:55パネルディスカッション 【登壇者】
・藤田みさお (京都大学 高等研究院ヒト生物学高等研究拠点 特定教授/ iPS 細胞研究所上廣倫理研究部門部門長)
・Michael Lazarus (筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 准教授・主任研究員)
・加藤 健太 (北海道大学 化学反応創成研究拠点 博士研究員) 【ファシリテーター】
一方井祐子 (Kavli IPMU特任研究員), 角林元子 (Kavli IPMU広報職員)
15:55-16:00閉会あいさつ:大栗博司(Kavli IPMU 機構長)
16:00-17:00WPI拠点ブース展示

会場へのアクセス

東京大学 安田講堂
(東京大学本郷キャンパス)

〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目3-1

■東京メトロ(南北線) 東大前駅 徒歩15分
■東京メトロ(千代田線) 根津 徒歩15分
■東京メトロ(丸ノ内線/都営地下鉄大江戸線)本郷三丁目駅 徒歩10分

参加方法・エントリー

下記の応募フォームからお申込みをお願いします。
事前申込制 (定員になり次第、締切ります) です。ご登録いただいた情報は本講演会への申込み目的でのみ使用します。

(以下申し込みフォーム)


カブリのサイトより

主催:東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU)
共催:日本学術振興会 / 東北大学 材料科学高等研究所 / 京都大学高等研究院 物質−細胞統合システム拠点 / 大阪大学 免疫学フロンティア研究センター / 物質・材料研究機構 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 / 九州大学 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 / 筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 / 東京工業大学 地球生命研究所 / 名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所/ 金沢大学 ナノ生命科学研究所 / 東京大学国際高等研究所 ニューロインテリジェンス国際研究機構 / 北海道大学 化学反応創成研究拠点 / 京都大学高等研究院 ヒト生物学高等研究拠点
後援:文部科学省 / 東京都教育委員会 / 千葉県教育委員会 / 埼玉県教育委員会 / 神奈川県教育委員会 / 茨城県教育委員会