お知らせ: すずかけサイエンスデイ2024(2024/05/11~12、横浜市緑区長津田 東工大すずかけ台キャンパス)

URL: https://www.szc.titech.ac.jp/ssd/

今回も?ほとんど現地開催です。詳しくはURLを見て頂けたらと思いますが、実験、研究室訪問、大隅先生の記念品展示、稼働したばかりのスパコンTSUBAME4.0一般公開、講演会、学部・大学院のオープンキャンパスなど。

事前登録が必要なものもあります。

実行委員会委員長のことばだけ引用します。いよいよ統合なんですね。


サイエンスの最前線の現場を覗いてみよう

東京工業大学は、本年10月に東京医科歯科大学と統合して「国立大学法人東京科学大学」へと生まれ変わります。両大学のこれまでの伝統と先進性を活かしながら、誰もが想像し得なかった学問の新領域を切り開き、社会の期待に応えたいと考えております。

すずかけ台キャンパスでは、毎年5月に「すずかけサイエンスデイ」を開催しています。最先端のサイエンスと技術をわかりやすく紹介し、子供から大人まで、広く社会の皆様にその楽しさを感じていただくことを目指しています。
本年も昨年に引き続き、東京医科歯科大学の教員との融合講演会、若手研究者の挑戦的研究を紹介する講演会、理科実験教室、研究室公開に加え、学生によるコンサート、ジャグリング、模擬店等のイベントも企画しております。

この機会に小中学生を含む近隣の方々や本学に興味のある高校生・大学生の皆様をはじめ、幅広い方々にすずかけ台キャンパスをよりよく知っていただきたく思います。緑豊かなキャンパスにて皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

中村 健太郎 すずかけサイエンスデイ2024 実行委員会委員長
未来産業技術研究所長

お知らせ: 国立天文台野辺山宇宙電波観測所ナイトツアー2024 5 ~6月期(長野県南佐久郡南牧村)

URL: https://www.nro.nao.ac.jp/news/2024/0307-minamimaki.html

(ベジタボール・ウィズ)http://star-nobeyama.com/

2019年夏の特別公開に行きました(8月末)。とても空気が澄んでいるところだったので、星がよく見えるでしょうね。ナイトツアーは最近、3月から定期的に行われるようになりました。

ベジタボール・ウィズ(南牧村の交流館)の方で実施しているようで、以前公開のときに買えなかったTシャツがここ扱いと知って電話したことがありました。特別公開資金獲得のために行ったクラファンでも返礼品についた45mパラボラのです。まだ持ってません。

野辺山観測所は国に予算を減らされて大変なので、このツアーの収益は研究に少しでも回せないでしょうかね。

以下、ベジタボール・ウィズのサイトより。


国立天文台野辺山宇宙電波観測所における5-6月の夜のツアーです。
天文台の施設と春の夜の星々の説明、そして観望会を行うツアーです。この時期は暗くなる前からのツアーとなります。夕闇から星が出てくる時間を楽しみましょう。
“お知らせ”をお読み頂き、“フォーム”より参加申し込みをお願いします。

イベント日程:
[1] 5/3(金祝)
[2] 5/4(土祝)
[3] 5/5(日祝)
[4] 5/18(土)
[5] 5/25(土)
[6] 6/1(土)
[7] 6/8(土)
[8] 6/15(土)
[9] 6/22(土)
[10] 6/29(土)

実施時間:19:30-21:00頃

お知らせ: KEKサマーチャレンジ2024(2024/08/20~28、茨城県つくば市KEK)

URL: https://www2.kek.jp/ksc/

最近、初夏や夏休みの合宿型や日帰り科学イベントのお知らせが多く、いくつか書く予定です。サマチャレことサマーチャレンジは素粒子・原子核の大学3年生相当を中心に募集しており、費用の助成があります。チラシにあるのは、研究者になるか検討中の人が対象だそうです。

15日から募集し始めたばかりなので、書類もまだ練って書けると思います。KEKの情報はX(Twitter)が強いはずで、他にも細かいお知らせを見ておくとよいと思います。

ニュースレターもあります。


サマーチャレンジとは?

 サマーチャレンジは基礎科学を担う若手を育てることを目的に大学3年生を主な対象として行われ、 今年で18回目を迎えます。研究最前線で活躍する研究者による講義や施設見学のほか、 素粒子・原子核の豊富な実習プログラムが用意されています。 実習では、研究者から直接指導を受け「研究」の一連の流れを体験することができます。 基礎科学の様々な研究や分野を身を持って知る機会となるだけでなく、 科学を志す仲間との出会いや今後の進路を考えるきっかけとなる科学技術体験型スクールです。

主 催: 大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構
共 催: 高エネルギー物理学研究者会議、 原子核談話会
後 援: 日本物理学会、日本加速器学会、日本中間子科学会
大学スタッフ: 東北大学 | 筑波大学 | 東京大学 |お茶の水女子大学 | 東京工業大学 | 国際基督教大学 |東京都立大学 | 名古屋大学 | 奈良女子大学 | 京都大学 | 大阪大学 | 神戸大学 |九州大学など

  • 日 時:2024年8月19日(月)(受付)~28日(水)
  • 会 場:高エネルギー加速器研究機構つくばキャンパス(KEK)
  • 対 象:主に大学3年生 定員:70名程度
  • 参加費:無料 (所属大学からの交通費・宿泊費をサポートします。)
  • 構 成:分野を概観する講義と6人程度の小グループに分かれた演習
  • 申込期間:4月15日(月)~5月20日(月)
  • 選考方法:参加申込要領を参照
  • 特 徴:
    ・世界第一級の研究者による講演、講義
    ・研究最前線で活躍する大学スタッフを中心に練り上げたスクール構成
    ・最先端施設を用いた多彩な演習プログラム
    ・若手ティーチングアシスタントによる綿密な指導

特別講演

  東京大学 特別教授
UCバークレー校MacAdams冠教授

村山 斉先生

サマーチャレンジ実行委員からのメッセージ

  • 第18回サマーチャレンジ校長
    高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 川崎真介
    KEKサマーチャレンジは一流の研究者の研究生活の一端を体感できる、またとない チャンスです。研究者の方々に様々な質問を浴びせたり、全国から集まった仲間と熱い 議論をしたりしながら、実りのある期間を過ごしていただければと思います。
  • 第18回サマーチャレンジ副校長
    高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 谷口七重
    実験のプロジェクトは、数人で構成されているものから、数千人規模の人が関わるものまで様々です。 サマーチャレンジの実習には、大小のプロジェクトに共通するエッセンスがつまっています。 自然を相手にした研究を、人間同士が挑戦する楽しさや難しさを少しでも感じてもらえたらと思います。

KEKサマーチャレンジは KEK 加速器科学国際育成事業(KEK IINAS-NX)の支援を受けて行われています。

新規海外取引先のe-learningとリスニング勉強。

Photo by Steve Johnson on Pexels.com

12月頃からやりとりしていて、地震を挟んで休みつつ4月上旬だったか3月下旬に登録した海外取引先があります。今後仕事がうまく行ったらもう少し経緯を書きます。

登録してから今まで仕事は来ていませんけど、CATツールのe-learningをやりました。わたしはリスニングや簡単な発音矯正などELSA(過去ログご覧下さい)で2年以上やっており、最近はときどきニュースのPodcastも聞きます。e-learningには動画があるので聞き取りが必要になります。説明だけでは動かしてみないと分からないですけど。

体調がいまいちなのかよく聞こえたとは思っていませんが。

インボイスのことと、円安対抗のため海外取引先も大事にしたいと思っています。別の会社のトライアルが遅れているので、通信講座復習の後出したいです。

Spotifyで見つけ、Appleでも行けます。世界のニュースを7分で。もう少し聞きやすくなるように頑張ってみます。ELSAは英英語よりの教材に変えたいと思っています。

https://www.send7.org

お知らせ: 金沢・成巽閣特別展「前田家伝来 雛人形雛道具特別展」(2024/02/08~04/21)

URL: http://www.seisonkaku.com/

昔から成巽閣(せいそんかく)の名前は知っていて、春はおひな様飾っているところと知っていました。やっと記事書けますけど遅れてしまい日曜までです。次は「前田家伝来 御所人形展」、いわれ見てると五月人形みたいなものに読めます。

「清香軒・清香書院・飛鶴庭」特別公開も冬除いて展示。場所柄混みそうです。行けるかな。

前田家ゆかりの品を展示しているそうで、兼六園の中にあります。つい最近まで兼六園は無料開放していましたが終わったところ。これから咲くサクラもあると思います。手まりのような菊桜(ケンロクエンキクザクラ)が好きで、尾山神社や富山県中央植物園にもあります。


特別展
「前田家伝来 雛人形雛道具特別展」

次郎左衛門雛・有職雛・古今雛・梨地梅鉢紋雛道具・黒塗梅鉢紋雛道具・杏葉紋唐草蒔絵雛道具、牡丹唐草紋雛道具など、成巽閣には前田家ゆかりの品々が数多く遺されています。古い歴史を秘めた雛人形たちは代々の奥方たちに大切に守られてきました。

会期

令和6年2月8日(木)〜4月21日(日)

水曜日休館(祝祭日の場合は開館し、翌日休館)

開館時間

9:00〜17:00(入館は16:30まで)

入館料

特別展
一般・大学生1000円
高中生400円
小学生300円
団体20名以上
一般・大学生800円
高中生300円
小学生
障害者割引料金
一般・大学生500円
高中生300円
小学生200円

※障害者割引料金は障害者手帳のご提示のほか、障害者手帳アプリ「ミライロ ID」の提示でも適用されます

お知らせ: RIKEN和光サイエンス合宿2024(2024/07/29~08/01、理化学研究所和光地区)

URL: https://www.riken.jp/pr/events/events/20240729_1/

このイベント、理研からメールでお知らせもらっているのに抜けていました。今年初めは地震でチェックできなかったものもあり、数理の翼伊計島セミナーは先月開催されました。KEKのサマーチャレンジは次に書く予定で、もうお知らせ出ています。

このイベントは高校生相当対象で、3つのコースがあります。

費用は交通費のみ負担で、こういう試みは理科教育の環境が周りに整っていない生徒にも応募しやすくなってほしいですが、あんまり遠方で、しかも親御さんがうんと言ってくれないと厳しいですね。

応募締め切りは5月20日です。

以下URL上の情報です。


2024年7月29日(月)~8月1日(木)の4日間、理化学研究所(理研)和光地区において高等学校、中等教育学校後期課程、高等専門学校(1~3学年)に在籍する生徒を対象として、理研の研究成果に触れ、最先端の研究・技術を体験する合宿形式のプログラムを実施します。

この合宿では、研究者の指導のもと、グループで協力しながら参加者自身が実験・考察をします。最終日には、成果発表会を行います。第一線で活躍する研究者・技術者から、研究者として必要な姿勢などを学べる貴重な機会です。

将来の夢は研究者という方、研究者が普段どのようなことをしているのかを知りたい方、知らない世界に飛び込んでみたい方など、たくさんの応募をお待ちしています!

開催日2024年7月29日(月)~8月1日(木)(3泊4日)
会場理化学研究所 和光地区
埼玉県和光市広沢2-1
※宿泊は理研和光地区から徒歩圏内のホテル
(宿泊費は理研が負担します。交通費・食費は自己負担となります。)
対象高等学校、中等教育学校後期課程、高等専門学校(1~3学年)に在籍する生徒・学生
募集人数12名(各コース4名)
コースAコース (開拓研究本部 加藤ナノ量子フォトニクス研究室
「カーボンナノチューブを作って見てみよう」 Bコース (環境資源科学研究センター 機能有機合成化学研究チーム
「分子を作ろう -人工触媒で精密なものづくり-」 Cコース (開拓研究本部 藤原適応運動制御理研白眉研究チーム
「昆虫の行動戦略を解き明かす!」
募集要項申込の詳細は「募集要項(PDF 463.9KB)」をご覧ください。
申込方法申し込みフォーム ※締切:2024年5月20日(月)15時 ※「サイエンス合宿に申し込んだ動機」を400~1,000文字で入力してください。30分でタイムアウトしますので、入力する際は、あらかじめテキストファイルなどを別途ご用意いただくことをお勧めします。 ※入力した個人情報は弊所「個人情報保護規程(PDF 296.1KB)」に則り、本事業の運営のために使用します。本人の承諾なしに第三者への開示、譲渡及び貸与することはありません。
お問い合わせ先理化学研究所 広報室 サイエンス合宿担当
Email: event-koho [at] riken.jp ※[at]は@に置き換えてください。
  • ※日程は今後変更になることがありますので、ご了承ください。

お知らせ: 第12回つーほんウェビナー 翻訳者&専門家が大激論! 生成AIで良質な翻訳はできるのか?(2024/04/14、オンライン)

URL: https://tsuhon12.peatix.com/event/3875350/view

書くのが遅くなりました。

今、時折突っ込みながらAIの仕組みの本を読んでいるのですが、よくある「初歩のくせに難しすぎる、お勧めできない」です。

わたしには生成AIとのよい付き合い方が分かっておらず、条件が悪ければMTPEもやりたくないスタンスです(出力次第)。

先月からセミナー類多くてお財布が、また見るのが忙しくてたまっててという感じです。ですがこれだけの講師メンバーなかなかまた集まらないでしょうから、考え中です。

以下、注意事項は引用しておらず、質問期間も終わっています。上のリンク先もよく読んでください。


*「つーほんウェビナー」は、通訳・翻訳関連の様々な分野から講師をお招きしてお送りする、季刊『通訳翻訳ジャーナル』主催のオンラインセミナーです*

今回のウェビナーのテーマは「生成AIと翻訳」です。

「生成AIによる翻訳やライティングの精度や問題点は?」「翻訳の仕事で生成AIを活用する道はあるのか?」といった話題は、おそらく、多くの翻訳者・志望者の方がいま気になっているところではないでしょうか。
ウェビナーでは生成AI(主にChatGPT)に造詣の深い翻訳者と研究者の方5名にご登壇いただき、主に次の3つのテーマについて、短めに発表をしていただいたのち、皆様で意見を交わしていただきます。

【テーマ①】生成AI(ChatGPT)での「自動」翻訳について
     (発表者:鈴木立哉氏、新田順也氏)
【テーマ②】生成AIによる英語ライティング、AIを活用した英語教育について
     (発表者:柳瀬陽介氏)
【テーマ③】翻訳の実務における生成AI活用について
     (発表者:ローズ三浦氏)

ご登壇者の方にAIについて様々な視点から語り合っていただくことで、参加者の方が今後の生成AIとの付き合い方についてのヒントを得られるようなウェビナーにしたいと考えております。

・生成AIの最新動向を知りたい方
・AIによる日英/英日翻訳の現状を知りたい方
・翻訳志望者の方、これから翻訳業界で働きたいと考えている方
・生成AIを業務でどう活用するのか知りたい個人翻訳者の方
…など、翻訳とAIについて興味のある方におすすめのウェビナーです。ぜひご参加ください!

【登壇者プロフィール】

鈴木立哉氏
すずき・たつや/金融翻訳者。一橋大学社会学部卒。米コロンビア大学ビジネススクール修了。野村證券勤務などを経て2002年に独立。現在は主にマクロ経済や金融分野のレポート、契約書などの英日翻訳を手がける。訳書に『フリーダム・インク』『ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』(以上、英治出版)、『ベンチャーキャピタル全史』(新潮社)、『「顧客愛」というパーパス<NPS3.0>』(プレジデント社)など。著書に『金融英語の基礎と応用 すぐに役立つ表現・文例1300』(講談社)。ブログ「金融翻訳者の日記」を更新中。


新田順也氏
にった・じゅんや/ツール開発者、翻訳者。 エンジニアリング会社と特許事務所を経て2011年に独立。 Wordで動く翻訳チェックソフト「色deチェック」や、 翻訳者向けの機械翻訳支援ツール「GreenT」など、 翻訳者目線でツールを開発。 企業向けに機械翻訳導入コンサルティングを実施。 繰り返し作業を自動化するためのWordのチューニング方法をブログ「みんなのワードマクロ」で紹介。


柳瀬陽介氏
やなせ・ようすけ/京都大学国際高等教育院教授。 同院附属国際学術言語教育センター英語教育部門長。 専門は英語教育学。 哲学的な枠組みを使って英語教育実践を分析し言語化することを主な研究アプローチとする。 大学英語教育の授業における生成系AIの活用にも取り組んでおり 、AI時代の言語教育のありかたについて研究・提言を行う。主要論文として「優れた英語教師教育者における感受性の働き」「学校英語教育は言語教育たりえているのか; 意味の身体性と社会性からの考察」「機械翻訳が問い直す知性・ 言語・言語教育 — サイボーグ・言語ゲーム・複言語主義」など。研究と教育の成果は積極的にブログ「英語教育の哲学的探究3」で公開している。

ローズ三浦氏
ろーず・みうら/エッジ・トランスレーション代表(翻訳者/リードリンギスト/ 翻訳エージェント)。メディカル翻訳経験10年以上。機械翻訳やAIに興味があり、 翻訳業務への応用を日々模索している。 最近はChatGPTのカスタマイズに力を入れている。NLP2024シルバースポンサー。AAMT個人会員。MTユーザーガイド委員。ブログ:http://blog.edge-translation.jp/

高橋聡氏
たかはし・あきら/実務翻訳者。翻訳学校講師。日本翻訳連盟(JTF)副会長。訳書に『現代暗号技術入門』『イーサリアム 若き天才が示す暗号資産の真実と未来』『ハッキング思考 強者はいかにしてルールを歪めるのか、それを正すにはどうしたらいいのか』(以上、日経BP)、『ChatGPTの頭の中』(ハヤカワ新書)など、著書に『翻訳者のためのパソコンスキル大全』(KADOKAWA)、共著に『翻訳のレッスン』(講談社)がある。

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▶開催概要
第12回つーほんウェビナー
翻訳者&専門家が大激論! 生成AIに英語/日本語は書けるのか? 良質な翻訳はできるのか?
登壇者:
鈴木立哉氏(金融翻訳者)
新田順也氏(ツール開発者、翻訳者)
柳瀬陽介氏(京都大学国際高等教育院教授)
ローズ三浦氏(メディカル翻訳者)
高橋聡氏(実務翻訳者)
日時:2024年4月14日(日)16:00~18:00(Zoomの入室開始 15:55~)
形式 :Zoomウェビナーによるオンライン配信
アーカイブ配信:あり(参加者限定・2週間程度を予定)
参加費:2,000円(税込) Peatixにて決済
申込締切:2024年4月13日(土)20:00
主催:イカロス出版株式会社 『通訳翻訳ジャーナル』編集部

※視聴に関する情報(配信URL・パスワード)は開催前日(4月13日)の20:00~20:30の間にPeatixメッセージでお知らせいたします。届かない場合、その他お問合せは、開始1時間前までに以下のメールアドレスにご連絡ください
問い合わせ先:info@tsuhon.jp

★参加者の方は、ぜひPeatixメッセージで登壇者への質問や取り上げて欲しい話題をお送りください。
翻訳の仕事と生成AIに関することでしたらなんでもOKです★
【質問の送付方法】
このページ右側の「主催者へ連絡」をクリック
→表示される選択肢の右側(主催者へ連絡)をクリック
→メッセージ欄に質問を入力してお送り下さい
質問の事前募集は、4月5日(金)16:00で締切といたします。
※お時間の都合上、寄せられたすべての質問・ご意見を取り上げられない場合もございます。何卒ご了承ください。

▶アーカイブ配信について
当日のライブ配信終了後、参加者向けに期間限定(2週間程度を予定)のアーカイブ配信を実施いたします。視聴方法などの詳細はウェビナー終了後、参加者にPeatixメッセージで告知いたします。

【主催】
イカロス出版株式会社『通訳翻訳ジャーナル』編集部
通訳翻訳ジャーナルWebサイト
問合せ先:info@tsuhon.jp
イカロス出版HP

日本物理学会2024春季大会参加メモ(オンライン)。

Photo by Felix Mittermeier on Pexels.com

URL:(しばらくの間)https://onsite.gakkai-web.net/jps/jps_search/2024sp/data2/html/timetable.html

以前の投稿に書いた3月20日開催の化学会市民講演会聞いていたら、会期が同じ物理学会が気になりだして、聞きながらさっさと申し込みをした。物理学会は2020年頃から聞いている。発表は持ち時間15分、質問はあまりなくて座長が1つくらい質問し計20分。自分でタイマー作っている座長もいた。

20日の午後は重力波でKAGRA以外のを聞いた。梶田先生の最終講義(27日、見逃し終了)までKAGRAの窮状を詳しく知らなかったが、だいぶひどいという。KAGRAはほぼ富山(岐阜との県境)にあるはずで、ここ富山はよく揺れた。繊細な装置には辛かっただろう。

KAGRAは時間が合わなかったので他を聞いたが、内容が難しいながら重力波の視野が広がった気がした。

聞いた記憶のある話挙げていく。

20日 W3会場 20pW3 13:30〜17:00

宇宙線・宇宙物理領域
重力波

103点懸架Roberts Linkageの防振装置としての理論検討 東大天文, 東大天文A, 国立天文台B, 総研大天文C大塚宗丈A, B, 三橋康平A, B, 高橋竜太郎B, C, 麻生洋一B, C, 都丸隆行B, A, C

11 第3世代重力波望遠鏡用2段低周波防振装置の開発Ⅱ 東大天文, 東大天文A, 国立天文台B, 総研大天文C三橋康平A, B, 高橋竜太郎B, C, 大塚宗丈A, B, 麻生洋一B, C, 都丸隆行B, A, C

→もう次の段階の話をしているんだなと感じた。他でもグラフで出てきたが、建設予定の重力波検出器って多いようだ。

12 ねじれ振り子型重力波検出器TOBA(Phase-III)の開発(45):ねじれ振り子と読み取り光学系の開発 東大理A, 北京師範大天文B, カリフォルニア工科大学C, 東大ビッグバンD大島由佳A, 高野哲A, Ching Pin OoiA, Mengdi CaoB, Perry ForsythA, 道村唯太C, D, 小森健太郎D, 安東正樹A, D

資料: https://granite.phys.s.u-tokyo.ac.jp/oshima/presentation/JPS2022a_Oshima_ver3.pdf

→低周波帯だから観測できるものもあると言っていたと思う。

13取消(以下,講演時間繰り上げ)

14 重力波検出のためのジグリング干渉計の開発(2) 名大理, 国立天文台A, 名大全技セB, CaltechC, 東大ビックバンD, 東大理E, Penn State U.F, 名大KMIG岩口翔輝, Wu Bin, 清水龍真, 梅村来未, 石川智浩, 川﨑祐輝, 辻健志, 麻生洋一A, 阿久津智忠A, 大渕喜之A, 福嶋美津広A, 西村良太B, 叶哲生B, 工藤哲也B, 道村唯太C, D, 榎本雄太郎E, 塚田怜央F, 森崎宗一郎E, 横山修一郎G, 川村静児

→ジグリングとは投げ上げることで、投げ続けて自由落下していればノイズを拾わなくてよい、という話らしい。

資料: http://www.tech.nagoya-u.ac.jp/archive/r04/Vol2/honkou/o5.pdf


2日目(学会4日目)はこの辺を狙って起きてみたが、基礎がない話を英語で聞くのはしんどいし、まずほとんど自分には時間が早くて寝ていた。それに、往々にしてぱっと見では読めないグラフが出てくる。XENONnTはイタリアにあるダークマター探索施設。神岡の技術も使っているよ。

21日 V1会場 21aV1 9:00〜12:00

実験核物理領域,素粒子論領域,素粒子実験領域,理論核物理領域,宇宙線・宇宙物理領域合同
暗黒物質探索(合同)II

1 Progress and Status of XENONnT 東大宇宙線研A, 東大Kavli IPMUB, 名大ISEEC, 名大KMID, 神戸大理E, 他XENON collaborationKai MartensB, 安部航A, B, 伊藤好孝C, D, 風間慎吾D, 神長香乃A, 小林雅俊C, 竹内康雄E, 竹田敦A, B, 身内賢太朗E, 森山茂栄A, B, 山下雅樹B, 他XENON Collaboration


これは聞き逃したが興味ある。

7 KamiokaCryolab I: Overview and on-site preparation KEK QUPA, 東北大RCNSB, LBNLC, 理研D, 東大理E, 京大理F, 大阪大理G石徹白晃治A, B, T. K. BuiA, Suerfu BurkhantA, M. Garcia-SciveresA, C, 服部香里A, 長谷川雅也A, 市村晃一B, 亀井雄斗B, D, 日下暁人B, E, 木内健司E, X. LiC, 鈴木有春A, C, 鈴木惇也F, V. TakhistovA, 田島治F, 吉田斉G

8 KamiokaCryolab II: Background estimation for low-mass Dark Matter detection KEK QUPA, LBNLB, 東北大RCNSC, 理研D, 東大理E, 京大理F, 大阪大理GT. K. BuiA, Suerfu BurkhantA, M. Garcia-SciveresA, B, K. HattoriA, M. HasegawaA, K. IchimuraC, K. IshidoshiroA, C, Y. KameiC, D, A. KusakaB, E, K. KiuchiE, X. LiB, A. SuzukiA, B, J. SuzukiF, V. TakhistovA, O. TajimaF, S. YoshidaG

→聞きそびれてしまったと思った。↓こういう計画があるようだ。英語だけど読むほどXMASS復活か再利用?とも思えるので、東北大にメールで支障ない範囲で聞いてみたい。

https://www.sci.tohoku.ac.jp/english/news/20230627-12757.html

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21日 T1会場 21aT1 9:00〜12:35

素粒子実験領域
光検出器

2 IceCube実験アップグレードの光検出器DEggのPMTとDAQ基板の大光量飽和特性の研究 千葉大理 森井保次, 永井遼, 石原安野, 清水信宏, 千葉めぐみ, 豊山信, Colton Hill, Maximilian Meier, Kareem Farrag, Anna Pollmann, Aske Rosted, 吉田滋

→IceCubeはいつも発表や講演逃してしまうけど、このブログにもそこそこ登場するのは好きだから。DEggは新しい検出器だとあとで新聞記事が出た。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/316946

5 ハイパーカミオカンデ実験プレキャリブレーションのための50cmPMTの性能評価 東大理, 東工大理A, 東京理科大B, 慶大理工C渡辺英一朗, 中島康博, 中桐洸太, 吉田光汰A, 久世正弘A, 山口洋平A, 石塚正基B, 西村康宏C, 他HK Collaboration

→他にはこんなのもあって、11:30には頭が起きてたけどもう遅かった。

8 T2K実験新型前置検出器における再構成手法のSuperFGD検出器内の不良チャンネルを考慮した性能評価 東大理, 東北大A, 京大理B, 都立大理C, KEK素核研D, 総研大E, 横国大F, 東大宇宙線研G新居智将, 江口碧, 吉本芳美, 児玉将馬, 冲永和平, 小林北斗, Ferlewicz Daniel, 中桐洸太, 横山将志, 市川温子A, Berns LukasA, 川上将輝B, 有元隼太B, 對馬拓実B, Hu JianrunB, 木河達也B, 中家剛B, 在原拓司C, 古井佑典C, 角野秀一C, 谷川輝D, 松原綱之D, 坂下健D, 中平武D, 藤井芳昭D, 小林隆D, Jakkapu MaheshD, E, 南野彰宏F, 安部清尚G, 他T2K Collaboration

9 T2K実験における新型前置検出器SuperFGDの試験運用と運転状況 東大理, 東北大A, 京大理B, 東大ICRRC, 都立大理D, KEK素核研E, 総研大F, 横国大G児玉将馬, 江口碧, 吉本芳美, 冲永和平, 小林北斗, 新居智将, Ferlewicz Daniel, 中桐洸太, 横山将志, 市川温子A, Berns LukasA, 川上将輝B, 有元隼太B, 對馬拓実B, Hu JianrunB, 木河達也B, 中家剛B, 安部清尚C, 在原拓司D, 古井佑典D, 角野秀一D, 谷川輝E, 松原綱之E, 坂下健E, 中平武E, 藤井芳昭E, 小林隆E, Jakkapu MaheshE, F, 南野彰宏G, 他T2K Collaboration

→他にはT2K実験のも両方ともだったか忘れたが聴いて、これこれ!こういう図、論文書くなら引用したいよななんて思った。T2K実験はハイパーカミオカンデできたらアップグレードされるので、検出器も改良される。


21日 T2会場 21pT2 13:30〜17:05

素粒子実験領域
ニュートリノの物理

5 カムランドとスーパーカミオカンデとの合同解析による超新星爆発前兆ニュートリノアラートシステム 京大理A, Sch. of Phys. and Astron., Univ. of GlasgowB, 東北大RCNSC, 東大宇宙線研D, 横浜国大理EZhuojun HuA, 永塚穂里C, 市村晃一C, 池田一得D, 石徹白晃治C, Lucas N. MachadoB, Lluis MartiE, 中村稜C, 齊藤恵汰C, Roger A. WendellA, 他 Super-Kamiokande Collaboration, KamLAND Collaboration

→今回の学会、下のこれが一番聞きたかった。学会発表があったと修論に書いたが聞けてなかったから。数日前くらいのオーダーで爆発が分かると言っていたと思う。グラフが難しかった。下のURLは関連らしい。

https://www.lowbg.org/ugap


21日 T3会場 21pT3 13:30〜16:45

素粒子実験領域
その他の測定器

8宇宙線ミュオンを用いた舟塚古墳群2号墳の内部透視に向けた測定器製作 茨大理, 東京都立大理A, J-PARCB, KEK物構研C, 茨大人文D, 東海村教育委員会生涯学習課E, KEK素核研F葛葉昌弥, 飯沼裕美, 角野秀一A, 小林隆B, 佐藤颯人, 下村浩一郎C, 滝沢萌華, 田中裕D, 中泉雄太E, 林恵子E, 藤井芳昭F

→何となく聞いたけど、ピラミッドだけでなく日本の遺跡でもやっているのかと思ったのが選んだきっかけ。中に穴が開いていると言っていた。


21日 W3会場 21pW3 13:30〜17:00

宇宙線・宇宙物理領域
重力波

12 LIGO-Virgo third observation runによる軽いダークマターの制限東工大理, 宇宙線研A須山輝明, 福角滉記, 森崎宗一郎A

13 Exploring spin of ultralight dark matter with gravitational wave detectors 京大理A, 京大基研B, 早大高等研C, 東大カブリIPMUD 間仁田侑典A, 武田紘樹A, 青木勝輝B, 藤田智弘C, 向山信治B, D

→理屈はいきなり聞いても全然分からないが、これを見て学会終わり。どこでか忘れたがガンマ線バーストという謎の現象についてのセッションも見て撃沈した。激しくて興味がある。


忘れられない映画: 『皆殺しのバラッド――メキシコ麻薬戦争の光と闇』(2015)

URL: https://eiga.com/movie/81495/

チラシ(上の原本): https://eiga-chirashi.jp/150317/150317000017.pdf

最近ほとんど映画は見ていなくて、『オッペンハイマー』は行こうかなと思っている。行けるかどうか体調を見ているうちに上映期間がなくなってしまうのが常。

これは 2021年、ペットを亡くした頃に見た凄惨な麻薬戦争の映画で、メキシコはフアレスという街のドキュメンタリー。公開は2015年。今頃書いているけど、映画評などをここに記すには気持ちの余裕がなかった。

フアレスのすぐ向こうは平和なアメリカで、耐えかねてそちらに移民して行く市民も描かれていたと記憶している。警察まで脅され殺されてしまうので機能していない。マフィアのボルテージは上がる。麻薬組織とつながって、それを礼賛するバンドが”ナルココリード”という歌を歌って盛り上げる。コリードとはバラード。

今年の地震で、自分よりもっと大変な人たちが「(避難先から)ふるさとに帰りたい」とか「ここを離れたくない」というのを辛く聞いて思いだしたのだけど、わたしは家族と関係が悪化していたことがあって、何とか縁を切って都会に逃げられないかと思ったことがあった。だけどなかなか生まれ育った街にもう帰らないという決心ができなかった。2016年とか17年頃、仕事が長い不調に入った頃だ。

だから映画でメキシコ人市民たちの語る言葉は普遍的なものとしてよく分かった。スペイン語通訳翻訳者の吉田理加さんがお勧めしていて、社会人博士課程を経て大学教員になられた。

メキシコ人の言葉とは、例えばこんな警官の独白だ。

「 アメリカに住もうと恋人と話している

”エルパソに引っ越そう”とね

危険で不安なフアレスに彼女は住みたくないんだ

将来は2人で家庭を持ちたい

大きな決断だ 」

そしてこれ。全部同じ人の語りだったはず。

「私は自分が育った時代の

フアレスが懐かしい

戻れるだろうか

どこが限界なのか

なぜ続けるのか

それでもここにいる

愛するフアレスに」

スペイン語映画はマイナーだと借りにくいので。見るならAmazonなど配信がいいかも。2年ちょっと前はTSUTAYAディスカスで借りられたんだが。